「沖縄を舞台に多くの仲間たちに支えられ成長したヒーロー」劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!! CARMINEさんの映画レビュー(感想・評価)
沖縄を舞台に多くの仲間たちに支えられ成長したヒーロー
ウルトラマンジードの劇場版は沖縄を舞台にしてるためドラマパートの風景やミニチュアセットもいつもとは違う風景のため劇場版!という目新しい感じになるのが良いですね。
今回の敵であるギャラクトロンですが、新たに過去が設定されましたが特に違和感もなくむしろギャラクトロンの持つ強さや強固さをしっかり描きつつ、親玉であるギルバリスとの関連性も描き、それによりオーブ本編に出てきた個体の異質さや、その後のシリーズに登場した際のバリエーションの豊富さに改めて貢献されたと思いました。
今回登場するウルトラマンはジード・オーブ・ゼロと前作や前々作と比べると少なくなっていますが、その分を補うかのように多種多様な組み合わせで多種多様タイプチェンジの魅力的なアクションを坂本監督が見せてくれます。
また今回主人公である朝倉リクはかなり悩みますが、それを励まし支えるテレビシリーズの仲間達やゲストである先輩ヒーローのガイや気の良いおじさんと化したジャグラーとの掛け合いも面白く、ウルトラマンジードの集大成とも言える作品だと想います。
個人的なオススメシーンは異国情緒あふれる宇宙人たちとの酒場での乱闘シーンです。あの場面のアクションは特に最高でした。
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