移動都市 モータル・エンジンのレビュー・感想・評価
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その映像美に魅了される!
有名なSF小説の映画化。
原作を読んではいませんが、そのワクワクするような設定に楽しみに鑑賞。
縦横無尽に動き回る世界観は素晴らしい!
その姿はまるで『ハウルの動く城』のようで、ファンタジック。
でも話はそんなに楽しいものではなく…、街が街を捕食して巨大化するという結構シビアな世界でした。
何千年もの先に未来では、地球が量子エネルギーにより爆発され、街そのものが消滅しているため、やむ終えず移動都市で暮らしいるという設定。
なかなかコアな話で面白かったのですが、話の内容は1人の少女の復讐劇。
母親を殺された少女が、街に踏み込んで犯人を殺そうと迫る話でした。
折角の壮大な世界なのですが、登場人物がみんな中途半端な感じで盛り上がりに欠ける気がしました。
移動都市の映像は素晴らしいのに、それとはあまり関係ない人間関係の話が続くし、所々辻褄が合わないところもある気がしたり…。
大雑把な設定が感じられて、納得のいかない部分がありました。
映像が素晴らしい分、細かな部分が惜しいというか、そんな映画でした。
普通に面白かったです。
在宅が続いているのでプライムTVで適当に検索して視聴しました。
レビューコメントが賛否ありましたが
普段映画を何本も見ないライトユーザーとして、映像・造詣がきれいで普通に面白かったです。
中世と未来が入り混じった街や、ジブリを彷彿とさせる世界観がステキ。
観始めて5秒で感じたのが「ジブリっぽさ」でした。特にハウルの動く城と天空の城 ラピュタを連想しました。この映画はタイトルにもある通り都市が移動します。ドデカいトレーラーの上に都市が乗っかっているイメージです。都市が都市を追いかけ、弱い都市は飲み込まれる。ゆえに猛スピードで移動できます。迫力はハウルの比ではありませんが、イメージはハウルそのものといった印象を受けました。
ラピュタ感が伝わってきたのは、主に飛行艇のデザインです。鳥や昆虫のような羽がついていて、羽ばたきながら飛ぶ姿は、まるでラピュタに出てくる空中海賊ドーラ一家を見ているようでした。さらに物語後半に出てくる空中都市は、天空の城を思わせるデザインに。自らジブリに寄せに行っているのでは……?調べればすぐに答えが出るのかもしれませんが、めんどくさいので調べていませんw。
この世界観の近似は偶然なのか、オマージュなのかは分かりませんが、僕は嫌いではありません。
さらに世界観について申し上げると、「懐古的」でありながら「先進的」である都市デザインがカッコ良かったです。都市の街並みは中世のヨーロッパを彷彿とさせます。その一方で、街の中心にそびえ立つ上流階級のための建物は、近未来感のある建築物になっているのです。「ここはどんな都市なんだろう」と興味を惹く見た目のギャップがたまらないのです。
この映画はあまり日本で騒がれた記憶がありません。もっと人気が出ていてもおかしくないのでは?素人ながら「いくらでも続編が作れそう」と思ってしまいました。ないだろうけど「2」を期待します。
映像美…だ、け?
美しい映像、都市もリアルで素晴らしいけど
ストーリー、展開に納得いかない。
設定、映像美、演技もそんなにひどくないのに、なんてもったいないの…という気持ちでいっぱい…。
当方ファンタジーが大好きで、期待していただけに落胆がすごかった。
ストーリーのご都合主義的というか、あからさますぎる伏線は興醒めもの。
なぜそのような行動をとったのか謎すぎる…少しくらい説明が欲しい…と思ったり、首を捻ることも多かった(管制塔?に連絡するシーンとか)。
設定をうまく使えているかも疑問。
主人公等の心情があまり見えてこないのも残念。
たしかにファンタジーでは世界観の説明とか気を配るべき箇所が多々あるし、難しいところではあると思う。
しかし人があれだけ死んでてそんな行動とる?街めっちゃ燃えてるけど全く責任感じないの?とか思うところ多々ある。何も感じない人間ならそれはそれで、何かキャラについて説明すべき。
はっきり言うとキャラクター、一人一人に深みが感じられないし、ステータスだけ先走っている。キャラクター一人一人がただ消費されるものとして存在している感じ。
世界観については明らかにされていないところも多いし、ツッコミはしないが…。
これで最後2人のキスで「終わり」だったらブチギレるとこだったのでそこはまあ良かったです。
映像は本当にリアルで素晴らしいんだけどなぁ…
驚くほど退屈
ここまで何も入ってこない作品って久しぶり。
驚くほどに、感情移入しないし、先のストーリーに対してのワクワク感がない。
展開がすべて唐突で、とっ散らかって、危うく寝落ちするところ。
予告が一番いい。
おもしろかったです
主人公と脇役のキャラクター像、配役のしかたは、高度なマニュアルでもあるかのように、きちんと組み立てられている。
ストーリーも「映画として」とても見やすい。「都市が都市を食う」という、なぞの設定に説得力を持たせるにはちょっと要素が足りない気もするが、1000年後の未来の価値観なんぞ知る由もない。「移動する都市が一番!」という価値感を持った人間のいる世界なのだろうと、素直に思って映画の世界にひたると、楽しめる。
終盤、「カミカゼ」っぽい戦い方や、日本人っぽい女性像は、日本人にとっては(うん?)と思うところモアあったが、逆に考えれば(1000年後も日本人に対するイメージはそんな感じなんかい!ていうか、カミカゼ的な戦い方は顕在なのか)と、思った。
現在の思考と過去の思考が交錯するSF世界で、価値観の入り混じった表現が観れてそれはそれで面白かった。
過去作のつまみ食い
どことなくウォーターワールドな感じ、ターミネーターな感じ、ハウルの動く城の感じ等々、過去の作品の要素が垣間見れる。ストーリーも、もう少し煮詰めていけばもっと面白い作品になったんじゃないかな。
そんなに悪くなかったが…
だ・か・ら!なんで画面を暗くする!
ほんと観にくい!
こんなCG誤魔化しはやらないでほしい!
チャイナマネー使うんだからもっと明るくしてよ!
ストーリーはというと、最後の唐突に手を差し伸べるとこが、違和感ありすぎです。
その他はよかったのに残念。(泣)
期待しすぎた
思ったよりスペクタクルではなかったな
多くの人が最初の10分は良かった、とか言ってたけど私はそれすら思わなかった
むしろ違うとこが響いたりしてね
アジア系のフェイがめっちゃくちゃにかっこよかったな…あの細身な感じとノンセクシャルな感じ、銃の使い手な感じ、あのキャラのスピンオフあってもいいくらい、よきキャラだったな?
ストーリーと役者に魅力がない
世界設定は面白いのに、映画自体が全然面白くない。
ストーリーや役者にまるで魅力が無いんだと思う。
都市がガタガタと変形する映像は割と好きなんだけど。
ピーター・ジャクソン監督の野心作
ご存知、LORやホビットシリーズで知られるピーター・ジャクソン監督が同スタッフと作った疑似未来SF作品。前述作品の大ファンであり個人的には凄く楽しみでした。しかし、観終わった際の感想は・・・。テーマやビジュアルは優れものです。特にオープニングから始まる移動都市バトルはなかなかの見ものです。大都市が中小の都市を飲み込み、エネルギーとして拡大してゆく。その大都市であるロンドンで繰り広げられる権力闘争やロマンス。中世の雰囲気を残しながら機械=メカニカルな表現はこれこそLORの世界観。そこまでは確かにいいんだけどなあ。今一な点は3つ程ある。まずキャラクターの魅力が乏しくキャスティングが弱いから感情移入がしづらい。次にストーリーが平坦。どんでん返しが欲しいとは言わないけどなんだか最後まで予定調和でちともの足りず、ドキドキハラハラ感は少ない。最後は音楽も含めてクライマックスシーンの高揚感が足りないかなあ。
正直大好きな監督だしテーマも面白かったからとても残念です。
都市を動かしかったんだろうなあ
ピーター・ジャクソンは、この移動する都市をビジュアル化したかったんだろうなあ、っていう感じの映画。
個人的には、大好きなヒューゴ・ウィービングが素敵な衣装でバンバン出てくるのでそれでもう大満足であります。
巨大機械かっこいい
都市が移動する必然性わけわからなさ過ぎる上に、動き方や、轍の深さがシュール過ぎて面白い。あの大きさのものをあの加速度で移動させるには一体どれくらいのパワーが必要なのかとか、都市の移動中に立っていられるのか快適に生活できるのかとか、考え始めると楽しめないのでその疑問は飲み込んで観る必要がある。蟻くらいの小人のお話と思えば理解しやすい。
スペクタル感満載
荒廃した世界の弱肉強食と正義と悪の戦いを、デッカいスケールの映像美で楽しませてくれました。
登場人物が多いけど、キャラが立ってて、脚本も秀逸。
けっこうお金かけた感の、ファンタジーというよりもスペクタル映画です。
ちょっと、スタジオジブリちっくな所も好感。
評価は0点
皆さんの評価が意外と高いな、というのが第一印象。
私の評価は0点。
世紀末的なのは、マッドマックスとかウォーターワールドとかと似てて、
大昔の戦争で文明が失われ、人類が残された資源を奪い合う。
例えば「パシフィックリム」のような巨大ロボの戦いのように、移動都市同士が、巨大戦車のように戦う、という路線もあったと思うが、
移動都市、という世界観を活かせてないと思う。
マッドマックスのようなバイク軍団で良かったじゃん。
あえて「移動都市」の意味、違いといえば、「一般市民を乗せてる」という設定だけでは。
だが、その設定は、他の都市を捕食するときに、市民から歓声があがる、というシーンだけにしか活かされていない。
「他の都市を捕食しなければ生きていけないが、その戦闘で市民が犠牲になる」というジレンマを描かないと、この設定の意味がないと思う。
上記の「巨大戦車同士の戦い」であれば、そういうジレンマもあり得たと思うが、本作では、市民の犠牲は描かれないので、そのジレンマもない。
結局、「移動都市」というアイデアだけで突っ走っただけのビジュアルだけの作品となっている。しかもそのビジュアルもゴチャゴチャしてるだけになっている。(ゴチャゴチャなら「トランスフォーマー」も同様だけど、こっちは生き物ですらないので、ゴチャゴチャに感情移入もできない。)
SF考証など放り投げてから鑑賞しましょう
設定に説得力は皆無。原作はSF小説との事ですがSF考証した形跡すらないので、未来の地球などではなくファンタジーだと思って観るしかありません。
地上をキャタピラで移動する巨大都市のビジュアルはとても豪華で、全編に渡り金の掛かるシーンだらけです。制作費が100億円は優に超えて150億円とも言われるだけあります。
それにしても、これだけの金を掛けるなら何故SF考証をここまで疎かにしたのか。この映画2018年で最もコケた映画らしく全世界の興行収入を含めても数十億円の赤字が残る惨事だそう。SF考証放り投げれば、娯楽映画として申し分ない出来なのに、本当に勿体ない。
世の中には科学考証、SF考証適当でもヒットした映画はもちろん多いのだけど、流石にこの設定は観客を馬鹿にしていると思う。
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