「命を懸ける仕事って」ファースト・マン ずんさんの映画レビュー(感想・評価)
命を懸ける仕事って
クリックして本文を読む
淡々と、偉業に挑む男の姿を見せてくれた。
娘の死から話が始まり、恐らくそれが動機になっている、本人も作中で影響はあると言っている。
個人的な動機はそれだが、国家としては国の威信。
対ソ連の勝たなきゃいけないという。
○
初めは同じ目標に向かう仲間とどちらかというと明るい希望に満ちたお話が続く。
そのうちに一人また一人と仲間が命を落としていくなかで心に微妙な変化が生まれてくる。
家族ともしっくりいかなくなっていく。
結局は奥さんの説得で家族とも絆を確かめ、偉業に挑んでいく。
結果、ファースト・マンにはアームストロングがなるが、そこに至る人々も丁寧に描かれていた。
最初からギクシャクしていたオルドリンとチームを組んで最後のミッションに臨むのはなんとも皮肉な巡り合わせ。
とても丁寧に作られていたと思う。
コメントする