「暗い」ファースト・マン ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
暗い
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冒頭で愛娘を失くしたニール、その悲しみが映画全体を覆い尽くす。とにかく笑顔のシーンもどこか陰鬱なのだ。音楽もあまり流れず、粛々と時系列に流れていく、沈黙とロケットの爆音しかないかの様。ラストシーンで夫婦の絆を感じさせるような終わり方をしているが、この夫婦後々離婚し、ニールは再婚する。悲劇のうえに歴史ありだが、この映画はまさにそれである。最後に・・ニールで月面に降り立ち、娘のブレスレットを月面のクレーターに落とすシーンが心に残りました。エンターテイメント制はこの映画、ないと思います。馬鹿真面目な映画です。
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