「左足」ファースト・マン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
左足
アームストロングが携わった1961年のX-15テスト飛行と1962年にジェミニ計画に応募して1969年に月に行き帰って来るまでの話。
訓練やテスト飛行の様子は専門用語や記号の様なコードを並べ立ててみせるばかりで、もちろんトラブルも種々あるけれど、淡々とこなされていく作業をみている感覚になり盛り上がらず。
迫力を狙ってか画面が暴れ捲ってみにくいことこの上ないし。
家族との描写も主人公は特に多くを語らず無表情で、葛藤等をみせてくれる訳でもないし感情移入出来るところが殆ど無い。
月に行ったことは凄いことだとは思うけど、行って帰ってきたことまで既知な訳で、その後の話しがある訳でもないし、この作品として何が見所で何を見せたいのか感じさせたいのか判らなかった。
…まさかアームストロングは何を考えているかわからないこんな変わり者でしたってことではないよね。
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