「小1息子と鑑賞」グリンチ やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
小1息子と鑑賞
爆笑とまでは行かないものの、所々で声を出して笑ってしまいました。
そして、横を見ると息子も笑っている。
さらに周りの家族連れを見ると、ん・・・、それ程笑っていませんでした。
私と息子、面白いと思う感性が似ているのかも。
と、言うより私が小学校低学年レベルの感性なのか。
それで,この映画に出てくる母娘も似た者親子。
とても献身的な母親と周囲の人を思いやれる娘。
直近に観た映画が『かぞくいろ』だった事もあってか、この母娘の関係には涙腺が緩みました。
また、この母親の登場のさせ方が巧いなと思いました。
シングルマザー(?)の大変さを象徴するような登場シーンなんですが、明るくてちょっとオッチョコチョイな村の人達に紛れ込んでるので、あまり重苦しくないんですよね。
全体を通して重苦しくならないように作られた映画だなと、思いました。
あと、使われてる音楽が結構かっこいいんですよね。全体的に明るくなる感じで。
全体的に楽しくなるように作られているであろうこの映画、息子もそこそこ面白かったみたいだし、私もまあまあ楽しめたのですが、キリスト教の赦しに関する教養があれば、もう少し深く作品を楽しめたのかも。
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