劇場公開日 2018年6月15日

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「犬の演技が光る」ワンダー 君は太陽 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5犬の演技が光る

2018年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

かなりの感動系の刺激があり、多くの観客の涙を誘っていた。
表面的なパーツを拾っていくと、逆境を才能と会話と家族の支えで突破していく姿は、たしかに尊く感じる。

しかし自分はひねくれてるのか、「いじめる奴は、いじめが目的で、いじめはやる奴の側に理由と責任があるのに、そいつの親は『いじめられる側に原因がある』って言いやがったな」と大昔の学生時代にあった、クラスのいざこざを思い出したせいなのか。
会社で被害にあったパワハラやセクハラ、他国人へのヘイトなどを思い出したせいなのか。
「実際には、世間って差別される人々にはここまで優しくない」って現実に思い至ったのと。

順調に認められる経緯の演出をやりすぎで、障害者への感動ポルノ的な部分も感じてしまった。

ジュリア・ロバーツに、子役たち、犬の演技は素晴らしかったんで、そこは見応えのあるポイント!

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コージィ日本犬