GODZILLA 決戦機動増殖都市のレビュー・感想・評価
全64件中、41~60件目を表示
映像でやる意味あるの?
一作目よりは良くなっていて、へたに怪獣同士の闘いに落とし込んだりしていないのは好印象。
『ゴジラ』『シン・ゴジラ』同様に、不死身の怪物に「人の知恵」で勝とうとする流れ。
様々な人種(ヒューマノイドタイプ宇宙人)が一緒になって戦う展開。
種族の思想の違いや宗教がもたらす対立と裏切り。
メカゴジラの独自解釈。
などなど、独自で面白くなりえる要素・設定なのだが……
いかんせん映像に落とし込み切れてない。
延々とセリフで説明されても。
後半20分を除いて、立って説明、座って説明、歩いて説明、他人と対峙して言い争い(対話でも理解でもない)。
分岐型ゲームの脚本に近いのですよね。
インターバル「 」部分が長く説明セリフの羅列で、あとは短いアクションイベントシーン、って構成。
ならば「ゲームか小説(ラノベ)かラジオドラマでどうぞ」と。
動きや、ビジュアルで魅せるシーンが乏しくて、アニメで観せる意味が薄い。
また、主人公らのゴジラ憎しで視野が狭くなっていて、仲間の命や種族の未来に考えが及ばない、いきあたりばったりの短絡的行動に、感情移入もできない。
OVA6話分くらいの総集編イベント上映を観た気分。
設定好き、深夜アニメ好き、ゲーム好きな人にはいいかもしれないけれど、映画を観た満足感は得られなかった。
エクシフ教布教映画
メカゴジラは登場しなかった
最終章期待してます!
予習必須?
『プロジェクト・メカゴジラ』の絶望をもう一度
前作『怪獣惑星』を『魔法少女まどか☆マギカ』の1~3話に例える評論がありますが、それに倣うなら今回は9話までに相当するものではないでしょうか。
人類、ビルサルド、エクシフという別々の価値観を持つ種族が共闘していく中で、その価値観の違いを改めて突き付けられる展開が魅力です。小説『プロジェクト・メカゴジラ』で描かれていた、共存すら不可能ではないかという不安の先が、この作品で描かれます。
怪獣映画としては少々不満の残る映像作品でしたが、前作や小説版と併せて世界観を味わっていくと、かなり満足のできる作品ではないかと思います。
本作はゴジラという怪獣そのものより、それと対峙する人類の間で起こる摩擦や衝突に重点が置かれているため、不満を感じる人も多いようです。
ですが恐らく『怪獣黙示録』から始まるアニメゴジラシリーズの物語は、始めからそれをテーマに選んでいるのではないかと思います。
『シン・ゴジラ』は「現実対虚構」というキャッチコピーの通り、現実の日本にゴジラが現れた場合のシミュレーションという側面があります。
登場人物はほとんどが日本人であることから、全員が「ゴジラを倒す」という目的や方法についてぶれない均一な意見や思考を持って、ゴジラに立ち向かうわけです。
一方で本シリーズでは、多様な価値観や考え方を持つ集団が一様にゴジラに立ち向かう状況に陥ったらどうなるか、というシミュレーションである側面があると思います。
全員で助かる道を探すもの、自分を犠牲にしてでも誰かを助けたいもの、自分が生きられないなら人類の存亡にも意味がないと感じるものなど、様々な価値観が衝突し、『シン・ゴジラ』では見られなかった人類同士の足の引っ張り合い、疑心暗鬼、諦観、絶望が描かれます。ビルサルドやエクシフといった異星人も、サイバーパンクで描かれるようなディストピア感溢れる価値観の体現者として必要だったのでしょう。
今回は地球人類とビルサルドの価値観が衝突するシーンが多く登場します。
徹底して合理性を重んじた結果、彼らはどのような哲学を持つに至ったか。人間の感情や尊厳すらも「非効率的」と見なす社会と共闘するという事が、何を招くのか。
母星を出て20年の地球人には真似できないような人生観を目の当たりにして衝撃を受け、結局は決裂し、誰にとっても最悪の結末を迎えます。
持てる全てを失った彼らが今後どのような生き様を選び、どのように行動するのか、第三作『星を喰う者』が非常に楽しみなエンディングとなりました。
賛否両論の作中のメカゴジラの描写も、「ナノメタル製ならばこういう形態も取り得るし、今後再び視聴者の期待通りの姿を取る可能性も否定できない」と考えられますし、この予想を裏切る新しい姿の衝撃が、「星を喰う者」の姿や正体についての活発な議論を喚起したという点では評価すべきポイントであると私は考えます。
予想外
肩透かし
(^。^)間違いなく上半期1番
タイトル通りであり詐欺ではない
タイトル詐欺?まさか。タイトル通りです。なにも間違っちゃいない。
あまりにもまさか過ぎて拍子抜けする部分と納得する部分があり暫く困惑。結果的に楽しめたのでこの星数にしました。少なくとも前作よりは面白い。しかし、なんというか、今回は前作とは真逆で、アニメに寄りすぎてしまってゴジラ映画である必要性がいよいよ薄くなってしまっているのが難点。これは期待する物が何であるかによって評価は完全に別れると思う。
ところで本作とは関係ないが、初代ガンダムの監督であった富野氏はビーム兵器の描写を嫌ったとされている。なぜなら作画の削減にはなるがロボがあまり動かないために絵的に面白くならないからだそうだ。本作にもそれは言える。折角のムキムキゴジラも、決戦兵器も撃ちあいばかりで動かない。前作のレビューでも書いたがこれでは魅力的でないしアニメのメリットが出しきれてないように思う。演出というか、監督があまりこういう作品に慣れていないように感じた。
次は予想通り、ヤツが登場……?しかし今回の事を踏まえるとそれも怪しいか?
前作以上のおもしろさ!
前作よりも断然おもしろかったです。前作ラストで現れ,人類を絶望の深淵に叩き落としたゴジラ・アースに,どうやって戦いを挑むのかという話なので,当然ですが前作予習は必須です。もっとも,前作ラストから予想していた反撃方法とは違い,ちょっと肩すかしを食らったようなところはありましたが…。
今回もゴジラ登場までの前半は淡々と進んでいく印象ですが,反撃の手がかりをつかんで以降は,作戦の本格始動,ゴジラ登場,決戦と,ボルテージが加速度的に高まり,スクリーンから目が離せませんでした。特に今回登場した新兵器は,スピード感がハンパなく,メッチャかっこよかったです。バトルシーンも,難解な用語をまくしたて,理屈はわからなくとも,気分は高揚します。
そして,なんといってもゴジラ・アースの圧倒的な存在感がすばらしいです!今にもスクリーンからとび出してきそうな迫力や重量感があり,アニメであることを忘れそうでした。大スクリーンと重厚なサウンドがつくりだす臨場感によって,本作の魅力は最大限に引き出されると思うので,ぜひ劇場での鑑賞をおすすめします。
終盤では,種族間の思考の差異や,正解のない哲学的な問いを描き,物語に重みが加えられていました。これが次作でどのように収束するのか,今から楽しみです。
今回のゴジラの秘密にはさすがにテンションダウン
サブタイトルが秀逸の一言
ああ、なるほど! となる本当に秀逸なサブタイトル。前作のサブタイトル『怪獣惑星』も今作を見るとより納得がいく。
前作の最後にハルオを助けてくれた少女やその仲間「フツアの民」、儀式場の壁に描かれた逆さまの絵。残っていたメカゴジラと進化したナノメタル。新たに明らかになる情報によって指揮官としての選択を迫られるハルオ。
と、いった所までしか内容についてはネタバレ無しでは書けないのが悔しい・・・
本作の中心であると思われる人間ドラマの中に、本作と次回作の内容まで触れているから本当に書ける事は少ないと思う。後半は戦闘シーンにクローズアップして、他の事は完全に描かれなくなるし。
そんな戦闘シーンは、3Dアニメーションである事を活かした立体的な戦闘が大迫力で描かれている。ゴジラアースの熱線の撃ち方はやはり格好良いなぁと思ったり、撃つ頻度早過ぎないかなぁと思ったり。短いながらもゴジラアースの化け物具合が際立つものだったと思います。
個人的にはラストのシーンは脚本家の虚淵さんの色なのか、究極の選択を迫るシーンは考えさせられる。
内容とはやや関係ないですが、「自律思考金属体=ナノメタル」って話の所で自己再生・自己進化・自己増殖と聞いたらGガンダムを思い出すのは私だけではないはず。
決戦機動増殖都市?なるほどね
核心に迫る第2章!!リーダーはつらいよぉ~
待ちに待ったアニメ版ゴジラ3部作、今回のストーリーの核心に迫る第2章。
1章もレンタルがはじまり、今回の作品から核心部分に入るのでちょっとでも、レビューを書くとネタバレになってしまうレビュー泣かせの作品ですが、
今言えることは
・前作よりも面白い!!自分は、この作品を通して伝えたいことが今現在の時代でもちょっとグっと来るところがあってちょっと考えされられました。
・リーダーの立場はつらいねぇ~~っと実感されられました。
・そして、がたいがいいゴジラとのバトルのゆくえは・・・?メカゴジラを使っての反撃のゆくえは・・・?
こんな感じでしょうかねぇ。
前作はこういう登場人物です。こういう世界になっちゃったんです。がメインでしたが、今回は、いよいよ本題に入っていき未来の世界だからこそ、人類はこれで戦えるんだというバトルシーンは必見です。今回の新キャラにもご注目あれ。
バトルシーンの他にも注目してもらいたいのは、主人公ハルオのリーダーになった大変さでしょうか。自分もハルオの立場になって考えると、こりゃつらいわなぁ~っと言えるし決断も大変ですわ。自分だったら白髪生えまくり(+o+)
「シン・ゴジラ」から鑑賞しているゴジラ初心者の私でもすごく楽しめる作品です!!劇場の巨大スクリーンで迫力満点のバトルシーンをぜひチャックしてもグッド!!
そして、今回も日本は劇場公開ですが世界公開はネットフリックスを通して公開するそうなので1章と一気観するのもさらにグッドでしょう!!
そして、最終章は2018年11月劇場公開!!!もう見逃せないったらありゃしない。
全64件中、41~60件目を表示