劇場公開日 2018年5月18日

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「ご都合主義を感じさせない工夫が欲しい」GODZILLA 決戦機動増殖都市 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ご都合主義を感じさせない工夫が欲しい

2020年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ゴジラを退治出来ずに宇宙に逃げ出した人間が、放浪の末、改めてゴジラに戦いを挑む物語。
3部作の第2作ですね。

本作では、原住民との遭遇とナノメタルの存在がキーとなります。
原住民とその巫女の存在は、ゴジラ対モスラにインスピレーションを得たのでしょう。科学と自然。ゴジラ殲滅と共存。相反する考え方の二つのグループの存在は、物語をより深いものにしたように感じます。
逆に、ナノメタルについては、ネガティブ評価。製作者側では細かく設定を詰めているのでしょう。しかし、鑑賞者の私にはそれは伝わらず、物語の都合に合わせて設定が積みあがっていくように思われ、少々興ざめしました。
戦闘シーンは迫力十分で、その悲劇的展開も高く評価出来ます。ただ、それでも上記の「ご都合主義」が感じられる分、物語に没頭出来ません。

1作目同様に、CGによるキャラ描画への不満は引き続きあり、第2部はやや低い評価としました。

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よし