「面白かったけど…」銀魂2 掟は破るためにこそある なおたさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったけど…
私は原作の中で今回の映画のメインとなる真選組動乱篇が1番好きだったので、実写化すると聞いてすごく楽しみにしていました。総じていうと、前作よりは確実に面白いです。スケールも大きいし。ただ、福田組ということもあったのか、ムロさんと二朗さんのシーンがちょっとしつこいかなとは思いました。
違うなと思ったポイントは3つほどありました。
私的には土方が村麻紗によってトッシーになったところが謎のチップになってたのは頂けないです。また、トッシーが土方に戻るところのセリフがとても好きだったので短くなっててとっても残念でした。
さらに、万斉が弦を使って戦うところなんですけど、手から伸びてて、まるでスパイダーマンみたいでどうしても鉄の強度を誇る弦には見えず、ゴムのように見えました笑
さらに、ビジュアル的にも土方やトッシーが完璧だったので、柳楽さんにはもう少し土方に関して違和感のない演技をしてほしかったです…
神楽と沖田の共闘シーンは賛否ありましたがいいと思いました!!かっこよかったです。万斉も伊東もそっくりと言うかなんかそのもので、正直すごいなあと思いました。
ほんとに、原作とアニメが好きなので、空知さんの言い回しを改変するならより違和感の無いように心がけて欲しかったです。なんか違う、こんなこときっと言わない、というのはどうしても感じてしまうところがありました。パクリとかビビらないで出来るなら原作をもっと再現してほしかったです。
将軍のところはくそ笑えました。床屋回は凄かったです。腹抱えて笑いました笑笑
前回よりもパワーアップしてたので面白かったは面白かったのですが、頂けない所もあって複雑な気持ちになりました。
面白かったけど、これを銀魂そのものとしては思って欲しくないですね…これを機に、原作やアニメを見てほしいです!