恋は雨上がりのようにのレビュー・感想・評価
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青春映画!&原作よりラストシーンは好きです!
中年店長と女子高生の恋愛映画と思いきや、
あきらの一途な想いを通して、夢を諦めた2人が再び前を向いて
歩き出す様子や親友、ライバルの想いも絡み合いながら、
2時間という制約上、原作のシーンがカットされる部分があるものの
ラストシーンまで上手く纏まっていたと感じました。
そして、ラストシーンは僕個人の主観ですが、原作より好きです!
夢に向かって再び走り出した2人が久しぶりに出会い、
「私達、友達ですよね?」
「友達だったら、メールとかすると思うんです。」
「私、店長とメールしたいです。」
この言葉は「好き」と自分の気持ちをぶつけるだけだったあきらが
相手の立場も考えるといった大人への階段を一歩上がった瞬間であり、
メール交換する中で友達のまま終わるのか、はたまた映画では叶わなかった
想いが店長に届くのか、そんな期待も感じさせてくれる終わり方でした。
大泉洋さんは勿論のこと、小松菜奈さんの演技を初めて観たのですが
一途な想いとクールな感じを上手く演じられていて、とても良かったです。
久々に映画館で観て良かった!と思える作品です。
うーん
原作とアニメを見た人です。
正直ちょっとぐちゃぐちゃな感じがしました。
もっともっと心の奥の動きが表面化すると良かったかなって思います。
ネタバレですが、個人的に心にグサッときた「あなたが俺の何を知っているというの?」的なセリフが結構さらっと流されてたり、メールの件も…もう少し心の動きが見たかった。
あと、陸上の話が何度も出てきて言いたいことはわかるのですが、もっと恋愛をグツグツさせて欲しかったと思いました。
ラストはうーん…なんか思ったのとは違かった。特にアニメでは結構上品な仕上がりだったので…。逆に全く違う展開でも良かったのかなって思います。試合に出るところまでやるとか、もっと時間が経った後のこととか…。
ただし、ちひろは完璧でしたね。
あれはまさに実写。シゲさんナイスでした。
最高の映画
ほぼ原作通りの展開でキャストもピッタリ。
あきらの小松菜奈ちゃんは
目がすごくあきらのイメージとピッタリで仕草とかも現実にあきらがいたらこんな感じなんだろうなと思った。
あとファミレスのおばちゃんの濱田マリさん。
漫画の絵そのまんまで雰囲気ピッタリ!
女子高生が歳の離れた店長に恋する…だけではなくあきらは怪我で陸上を諦めて、店長は作家になるのが夢だったけど挫折して諦めてしまった。
そんな二人が出会って止まっていた時が再び動き出す。すごい綺麗な物語。
あきらの店長へのアタックがすごくて
観ててこっちも少しドキドキしました。
好きなシーンはあきらがコンビニに行くだけだからラフな服装で出かけたら、途中で店長にあってファミレスに行って話をするシーン。
ラフな服装でTシャツに書いてある文字が「空手チョップ」!
なんか和みました。
恋愛関係にならないでお互いがお互いの道を歩き出す。ラストまで綺麗。
ただ後半が駆け足気味で少し残念。
最後は店長が作家で賞をとったり
あきらが陸上で新記録出したりしてほしかった…。 5月最後に素敵な映画が観れて良かった。
誰かを好きになりたくなる映画でした!オススメ!
小松菜奈にゾッコン
贔屓の小松菜奈目当てで鑑賞しました。予想以上に小松菜奈の魅力が爆発していた映画でした。
小松菜奈演じる橘さんはクールでツンとしたキャラクターなのですが、これが彼女の持つ少し浮世離れした雰囲気にぴったりでハマり役でした。店長と一緒にいるときに破顔するのですが、これがまた可愛らしく、普段のクールさとのギャップで魅力が倍増するように感じます。
小松菜奈は品のある美女ではありますが、なんとも言えない独特の神秘的な色気も持ち合わせてます。決してセクシーな役柄ではなかったのですが、淡い妖艶さがそこはかとなく匂い立っておりました。爽やかな物語ではありますが、年齢差の恋愛という設定とともに一服の妖しさが差し込まれたように感じました。
このように、すっかり小松菜奈の魔性にヤられてしまいました。美女を撮るのが天下一品のウォン・カーウァイおじさんに、是非とも小松菜奈映画を撮って欲しいです。
小松菜奈アイドル映画の側面もありますが、大泉洋も魅力を存分に発揮していたと思います。作中でクサいとか言われて魅力ないように語られていますが、歳いっても長身痩躯で明るく柔らかな雰囲気で優しいとなれば、十分現役です。だから橘さんも店長を好きになれたのでしょう。これがカンニング竹山だったら明らかに違う展開になっていると思います。外見と雰囲気大事です。
本作はラブロマンスというよりも、より深いとろこでの人間同士の繋がり合いによる再生の物語だったと思います。結末がどう、というよりもプロセスにとても栄養素が詰まっている印象です。図書館のシーンは白眉で、2人の関係性が緩み、それぞれが引っかかっている過去のテーマと出会っていく流れは引き込まれました。
橘さんの同級生やライバル、店長の友人の作家など、脇役もなかなかでした。
正直、もっと穏やかで静かな演出が好みなのですが、そうなるとポップさが弱まり、シネコン映画ではなくなってしまうような気もするので、このくらいが良い塩梅なのかもしれません。
深い感動を得ることはありませんでしたが、好感は抱いています。清純で良質な映画だったと感じています。
小松菜奈の魅力
小松菜奈さん、見るだけで映画の価値はある。
昔、ファミレスで働いていた。最後は店長。
ストーリーが、雑なのでもったいない感じ。
普通は、おじさんなんか最初から対象外なんだけど、
いつのまにか好きになってた?
なら、もっと深いストーリーになったと思う。
原作の非難ではないですけど。
ファミレスバイトのスタートは、
よく歩くから、陸上のリハビリにもなるし、ちょっと優しそうな店長がいて、
走れないから、バイトでもしようかな?
から始めて、店長の意外な、人柄、知識、優しさ、にひかれ、バイトが楽しくなって、やめたくない。になる。
あれ、店長の事を好きになっちゃったのかな?
やっぱ好きだ!
陸上も戻りたいけど、少し怖いな、そんな気持ち。
どっちつかずで、過ごす日々が、
ライバル、仲間たちの存在、最後は店長の後押しでに
陸上に戻る事になる。でいいじゃん。
高校生バイトでも、感心するほどしっかりした、意識高い子もいる。
小松菜奈は、陸上でストイックだから、バイトでもストイックになっちゃって、店長よりお客様の為にサービスして、
妥協なし。
慣れて、サービスも妥協している店長が影響受ける。
生き方も、影響受ける。
なら、おおまかに、コンセプトは同じ。
逆に最初嫌いから、好きになっちゃうだと、よりドラマチックだけども。
小松菜奈さん、走る姿見るだけで映画の価値はある。
あまりにも……
原作既読、アニメ視聴済みです。
期待していた作品でした。
キャスティングやロケ地、セットや美術はとても良かったです。作品の世界観の再現は素晴らしかったです。
セリフの位置も尺の構成上妥当だと思います。
ですが、あまりにも店長とあきらの空気感はもう少し再現できなかったものかと思います。
これは役者ではなく、カメラのカット割や話の構成に流れがなかったのではというのが個人的な印象です。
役者はよい演技をしていたと思いますし、引き込まれるようなところもありましたがそれをカット割がぶったぎってくるという感覚がありました。
また、あきらの恋心と部活への気持ちの葛藤をもっと丁寧に描いてほしかったし、店長があきらに影響されていくところをもっと大切にというかそれを描いた物語だと思っていたのでひたすら残念でなりませんでした。
ラストシーンについてはラストシーンにもかかわらずなぜそんなにパッパパッパとカットを変えるのか。それが良しとするならまだしも、集中させてもらえないし余韻もなく……大泉さんと小松さんは別撮りですか?と思わざるを得なかった……
映画として評価するのは難しいですが、
1カット1カットはほんとに良いです。
絵としてとても良いです。
EDのアニメに関してはなぜ?
という気持ちで一杯です。
なぜ吉澤の書いた漫画をみなければならないのかと思うばかりでした。
オープニングとエンディングが素晴らしい
オープニングは小松菜奈がダダダッと走るのね。ここが爽快で楽しいの。監督すごいなと思った。後で調べたらCM出身の人だから、こういうの撮るのうまいんだろうな。
エンディングは小松菜奈のアップなのね。複雑な心情を、表情の演技で語らせようっていう、小松菜奈を信じたカットで良かったよ。
話は面白いの。不器用な性格の小松菜奈が、とにかく一途に大泉洋に迫ってって。
大泉洋は「俺なんか大したことない」って言ってるけど、これだけの美少女から熱く「好きです」って言われて、舞い上がらないってだけで大したことあるよ。
車の中の「『僕』って言った」って微笑むところとか、「デートしてくれるって言いましたよね」と詰めるところとか楽しいよ。
加瀬とのデートと店長とのデートの対比も面白くてね、好きってこういうことだねって思うの。
物語の転換点は色んなところにあったと思うけど、清野菜名が来て「倉田みずきは速いよ」って言ったときに、小松菜奈が「タイムは?」って聞くのね。ここで陸上復帰が決まった気がしたな。
すごく面白い話なんだけど、最初から恋愛成就しないことが約束されてんのね。
小松菜奈の「好き」って気持ちに嘘はないと思うけど、一生を賭ける「好き」じゃなくて、一過性のものなんだよね。
だからどうやってもスカッとしたラストにならなくて、そこがしんどいところだなと思ったよ。
小松菜奈ちゃんがあきら役なのはしっくり
吉澤の描写がいまいち。「前髪切れって店長うぜぇんだよな〜」とかユイちゃんに「冷たい感じ良い〜」って、、漫画の中の吉澤はあんな嫌な感じじゃないんだよ…!!
お祭りのシーン、車のシーン、店長が熱出てあきらをタクシーに乗せるシーン再現されてて嬉しかった。店長が風で吹き飛ばされるところで笑い堪えるの大変だった。。あと音楽もシーンごとにすごい合ってて良かった。
橘あきら役が小松菜奈ちゃんっていうのが一番しっくりくると思ってて、映画観てイメージ通りで素晴らしかった。あのあきらの睨みつける目が再現できてて本当にすごい。あきらのお母さん役も吉田羊って似合ってた。。ちょっとしか出てないのがもったいない…!(笑)ぁぃぁぃがどこで出てくるんだろうと思ったらまさかのシーンで出てきて笑った。
小松菜奈のスライディング
まず、小松菜奈のスライディングがとてもカッコいい。もう一度いいますが、スライディングが最高です。
内容としては、
原作、アニメはコミックスのタッチが強いけど、
映画化にあたり、よりリアリティを増し、楽しめる年齢層の幅が広がっているかなと、
キュンキュンするベクトルが、映画だとちょっと変わってて、これは今の小松菜奈で無いと出せない絶妙なハマり具合で、代替できない魅力になってる。
小松菜奈が演じるあきらは、1つのツンデレなんですが、爽快なツンデレかと。陸上のシーンがアニメより多めにでてる事もあって、あんまり重い印象にならないのもGOOD
また、あきらの抱える心の葛藤の表現や、真っ直ぐに伝える所が、無駄なく濃縮されてて、1シーン足たりとも目が離せない。
それはなんでだろう。。って考えてみると、
あきらが凄く真面目で、どのシーンをとっても緊張感があるからかと思う。
そんな中だけに、笑えるシーンも素直に笑えるし、
よかったーって感じになる。
ちょうどあのシーンの店長のように。
よかったー!って。
ラストも、そんな若干緊張して見守ってる僕らに、
よかったー!って解放をくれて、爽快な気分にさせてくれた。
あきらかにポジティブな未来を想像できてて、
複雑な感情でずっと絡めてきた2人の関係の糸がすっと解けたような。そんな感じ。ありがとう!
未練ではなく執着
45歳のファミレス店長に恋した女子高校生の話。原作は最後まで読んでなくて、テレビアニメを視聴済。うまくエピソードを省略しつつ、2人の気持ちをうまく描いていた気がする。
主人公のあきらがとにかく眩しすぎて、店長が戸惑うのもわかる。でも好きになるのに理由なんてないってあきらの主張も痛いほどわかる。全編その切なさが漂っていた。それでも最後は2人とも前を向いていたのでとても清々しい。
配役はどれもイメージ通り。原作好きな人でもあまり違和感がないのではないか。特に小松菜奈。自分のイメージと若干ズレてる気がしていたが、観はじめるとそんな不安は無用だとわかった。キツい目線、はにかんだ笑顔、走る姿、感情をぶつけてくるひたむきさ、どれもが魅力的だった。涙を滲ませながらのラストシーンは後々語り継がれるのではないかと思うくらい。
イイ恋してるなぁ
あんな風に真っ直ぐ人を好きになったこと、私あっただろうか?帰り道に考えちゃうくらい、真っ直ぐ真っ直ぐ真っ直ぐな恋でした。
好きになった人もいい人で、冴えないけど人としての優しさ、礼節、常識のある大人でホント良かった。
アレ、相手間違えると若さを搾取されることになる場合もあるからね…。
若さはときに残酷という台詞があったけど、分かる。
若い頃は若さの価値を知らない。若さ故に許されてることも、大人が引いてくれてることも気付かない。
若さを武器にしてることも無自覚だったりする。
そういう真っ直ぐさが若さであり、残酷さでもあり。
そういう相手にグイグイ来られる大人の気持ちが分かる歳の私は、店長が手を出さず大人として間違わない向き合い方を続けられたことが嬉しかった。
ラストシーンまで爽やかな、素敵な恋愛映画でした。
もう一回観たい。
あー、ときめいたわー笑
平坦なのに飽きさせない
原作、アニメともに未読未視聴ですが
メインキャストのお二方に惹かれ
公開日に観ました。
年の差が開いた2人の恋愛ということで
どのような終着点を迎えるのかと
スクリーンを観ていると2時間弱が
あっという間に過ぎていました。
最後はお互いに青春(夢)を取り戻すという
王道とは違えど、とても心温まるハッピーエンドで
青春映画と言った方が近いかもしれません。
主題歌もJK色を強く感じ大変楽しめました。
余談ですが作中に登場した『寄生獣』
前後編なので後編もぜひ2人で観てもらいたいですね。
小松菜奈が素敵すぎた。
タイトルと映画の内容がバシッと来なかったものの、最後は全てスッキリした2人の笑顔で終わる、気持ちのいい映画だった。
大泉洋も小松菜奈も好きだけれど、小松菜奈と被る女の子を重ねてしまって、個人的には悲しくなったところもあったけれど、大泉洋と小松菜奈というありえない組み合わせなのに、小松菜奈のストレートな気持ちに、「おい、大泉。しっかりしろよ」と言いたくなるシーンが多かった笑
ありえない組み合わせだからこそ、どストレートな恋愛映画のはずなのに、コメディ調なところもあって、キャピキャピするくだらない恋愛映画よりすごく面白かった。
また、個人的に応援している松本穂香や、山本舞香、清野菜名、葉山奨之など、これからの活躍が楽しみな俳優がたくさん出ていて、見どころが多い。
小松菜奈のフェチシズムをくすぐるシーンは監督の好みだろうか。グッジョブである。
大泉洋と戸次重幸のシーン。さすがチームナックス。息ぴったりだった。
最初のシーンのドローン撮影で窓を外す理由が分からないし、下からのアングルが多すぎて大泉洋が不細工に見えるし、ちょっと引っかかるシーンはあったが、飽きることなく見れた。
最後は2人で夢に向かって走っていく。スカッと晴れ渡る二人の関係。今後が気になる…笑
廣田あいか…
スタダが関わっていて、色々と勘ぐってしまいましたが、そこは黙っておきます。
シンプルに良かった。
漫画は読んでいませんでした。
大泉洋さんが好きなので観に行きました。
あんな45歳はなかなかいないし、あんな45歳がいたらもっとファンがいると思うが、そこがフィクションの良い所。
ネタバレします。
ケガして初めての挫折を目の前にした時、シングルマザーで仕事や家事で忙しい母に代わって、相談できる父親が居なかった。
店長は、父親代わりのような気がした。
恋と錯覚する事は多いものだから。
常識のある店長で良かったし、しかもあんな店長なら好きになっちゃいそう。
しかし、そんな店長も離婚経験があるのだから何かしらあるのだろう。
自分もケガして挫折したことが重なる部分があって、凄く共感できたし
淡い恋、友情の描き方や全体の流れも素晴らしかった。
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