「まあまあ、わかるけど、」ウイスキーと2人の花嫁 けいさんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあ、わかるけど、
冒頭から、というか、結局終わりまで(笑)、ただのアル中というか、「ウイスキー中毒」の話か、と思うくらいの、ウイスキーに飢えた島民の話。
話の内容はわかるし、それが実話に基づいたものでも、大戦中の時代のことでも、いやいや、それにしてもしかし、そこまでみんなしてウイスキーに飢えてるって、島民はみんなアル中なのか?、と。
結婚式ができないとかみんな不機嫌で無気力になるとか、ウイスキーがないことで大げさなかんじもしつつ、フランスはもとよりロンドンも攻撃されてるなか、その島ではのんきというか、そのギャップとそこまでの極端な状況に入り込めなかった。
そこまで深刻になるなら、そんな平和な島で自分たちでウイスキーを作ったらいいやん、と。
ウイスキーを手に入れてからは役人たちと追いかけっこみたいな、コントのような展開だし。
ユーモアとかもおもしろみもあるけど、んー、ただ時代がたまたま大戦中というだけで、紅茶もあるしメシも食えて、電話も電気も通じててなんの不便もなく、その島が爆撃にあうでもなく、ただの「アル中の島民連中の、ウイスキー強奪奮闘記」みたいなかんじだった。
そういう意味で、意味不明な設定、内容だった。
そして、子離れできないガンコな母親はストレスになる(笑)
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