「間違えるからこそ正しくなる」レディ・バード ポールさんの映画レビュー(感想・評価)
間違えるからこそ正しくなる
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友達のことや恋愛のこと
優先順位も間違えるし
なにもかも初めてで失敗する
ゲイだった元彼を慰めるクリスティンが優しい子でよかった
みんな色々ある
注意を払うって愛情と同じじゃないって
さらっと核心ついてあげるシスターが素敵
父親に学校の手前で降ろしてもらうのを
母親に私たちが恥ずかしい?って聞かれるシーンは
私も当時父に同じ事をしたので胸が苦しかった
養子の兄を特別触れずに
色々物語らせる存在だった気がする
ターミナルに向かうお母さんの姿
すべて分かってて抱きしめるお父さん
新しい土地で教会に立ち寄り故郷を思い出すクリスティン
運転をするようになって見える景色が違って見えたこと
これが特に好きなシーン
スヌーピーの安心感についての話を思い出す
車に乗っていて自分は後ろの席で寝てるだけ
お父さんお母さんが不安なことはやってくれる
だから安心して眠っていてもいい
でもそれは突然終わる
大人になったら二度とその安心は得られない
と、ピーナッツの仲間がこんな会話をして急に不安にかられてしまうお話だったかと
車を運転することは命を運んでいること
常に注意を払って運転していたこと
それは愛するものを守っていたということ
自分で運転するのは大人になったようで
清々しくて気持ちが晴れやかなこと
日々、流れていた景色は
しっかり生きていたということ
いろんな感情が詰まっていたシーン
思春期の甘酸っぱさと
大人になりかけのほろ苦さ
親子のリアル、蛇足はなく
色々と間違って友達の大切さや恋人の選び方
家族との喧嘩の仕方、正しいものが見えてくる
ストーリーオブマイライフが
とても素晴らしい作品になったのも納得できた作品
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