「親の愛の深さを教えてくれる作品」レディ・バード らま+たんさんの映画レビュー(感想・評価)
親の愛の深さを教えてくれる作品
どぉやって自分の感じたことをレビューに書こうか悩んでいたら日数が経ってしまった(^◇^;)
予告や既に観た人のレビューにあるほどのものかな?と言うのが率直な感想。映画そのものは破天荒な女子高生の行動が面白いし興味深かったけど、それだけ。あぁ〜あたしも女子高生のときこんな風に感じてたなーとか、その行動めっちゃ気持ちわかる!とか懐かしい感じはあったけど、その程度。
ラスト15分までは。
そこまできたら急に"レディ・バードの話"として観ていたものが「レディ・バード=自分自身」に置き換えられ、高校の時に似たようなことがあたしと母親との間にもあったな、とかその時の母親もこんな気持ちだったのかな?なんて考えながら観ていたらいつの間にか涙してた。
高校生当時にはきっとわからなかった気持ち。歳をとったからわかる気持ち。"親"になった事はまだ無いけど、"親"になったらまた新しい気持ちが感じられる事を予感させてくれる作品。
観終わった後は無性に母親に電話したくなった。そして電話した。
なんだか照れ臭くて言えなかったけど、心の中では『あたしをこんなに愛してくれてありがとう』の気持ちでいっぱいだった。電話の途中で何度泣きそうになった事か。
その親の愛を知った時に『レディ・バード』が『クリスティン』を名乗るようになったところまで自分と重なるという奇跡✨
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