劇場公開日 1951年

「【ハリケーンの近づく小島を舞台に、緊迫感溢れるほぼ密室劇なる復員兵とギャングの対決を描くサスペンスアクション。ハンフリー・ボガートとローレン・バコールの黄金コンビで描く緊迫感あふれる物語。】」キー・ラーゴ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【ハリケーンの近づく小島を舞台に、緊迫感溢れるほぼ密室劇なる復員兵とギャングの対決を描くサスペンスアクション。ハンフリー・ボガートとローレン・バコールの黄金コンビで描く緊迫感あふれる物語。】

2024年2月4日
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鑑賞方法:VOD

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■戦友の死を知らせるため、その父親ジェームスと未亡人ノーラ・テンプル(ローレン・バコール)が経営するフロリダのサンゴ礁にあるキー・ラーゴ島にある宿を訪れたフランク(ハンフリー・ボガード)。
 だが、そこはギャング達ジョニー・ロッコ(エドワード・G・ロビンソン)の隠れ家と化していた。
 取引を控えハリケーンの接近にいら立ったギャングたちは、未亡人たちに暴力を振るい始める。
 戦争の虚無感に苛まれていたフランクだが、徐々にギャング達と戦う気持ちが湧いてくる。

◆感想

・今作品は、戯曲の映画化だそうであるが、安定のジョン・ヒューストン監督の力量が魅力的なサスペンスアクション映画に仕立て上げている。

・戦争でノーラ・テンプルの夫を始め、多くの仲間を失って戦う事を避けて来たフランクが徐々にギャングと対抗していく気持ちをハンフリー・ボガートが見事に演じている。

<ハンフリー・ボガートとローレン・バコールの黄金コンビで描く緊迫感あふれる物語。ボガートのハードボイルドな演技が光る作品でもある。>

NOBU