「アロハ~ラブコメ仕立てだからこそ、軽く爽やかに楽しめる!」50回目のファーストキス Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)
アロハ~ラブコメ仕立てだからこそ、軽く爽やかに楽しめる!
あのドリューバリモアが演じた「50回目のファーストキス」のリメイク邦画編。
福田雄一監督と山田孝之が約10年の時を経て、また海と星空の映画に帰って来た感じの作品。
私は福田作品と言えば、山田氏が出演の「大洗に~」と「俺はまだ本気出して~」しか観ていないので福田作品については語れないが、本作もコメディー映画として捉えれば、悪くない気がする。
純粋な恋愛映画って言うとちょっと??って気もするけれど、こう言う難病物は設定に少々ゴリ押ししなくてはならない要素が有るので、話の設定上の矛盾を敢えて指摘はしない事にする。
山田氏演じる遊び人の主人公、大輔が珍しく本気で好きになった瑠依は事故に因る記憶障害で1日前の事は忘却の彼方へと消えてしまう、そんな難しい後遺症を患う長澤演じる瑠依を囲む、家族や友人と、そして大輔の新しい恋の物語は、あくまでも軽さ重視で、湿っぽく演じていない点が良かった!
瑠依も、かなり強烈な過激なキャラだしね!弱弱しくない処が救われます。
ムロツヨシが山田孝之を完全に食っている気もしたけれど、ハワイの美しい自然と豊かな日差しの解放感が明るくて気持ち良く、暗い筈の難病闘病映画の底を上げてくれている気がする。
ラストもこんな幸せって有るの?って信じられないけれど、これも映画ならではの良さかも知れない。
休日に、おいしい缶コーヒー片手に、好きな人と、まったりリラックスしながら、観るには良い作品かも知れない!
瑠依の弟のBL恋愛話を是非次回、福田監督に撮影して欲しい!これはタチの悪い冗談ですね?勿論相手役は、ムロツヨシさんで?
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