「ディア・ハンターのように1つのロープを通し実情を描く」ロープ 戦場の生命線 カメさんの映画レビュー(感想・評価)
ディア・ハンターのように1つのロープを通し実情を描く
個人評価:3.8
簡潔で短いストーリーだが、停戦直後の実情や、活動家「国境なき水と衛生管理団」達のジレンマを1本のロープを通して、その場の空気感・温度まで上手く伝えている。
かつてディア・ハンターでマイケル・チミノがロシアンルーレットの一発の弾丸を通しベトナム戦争の悲惨さを伝えたように。
(コッポラは3000万ドルかけた戦闘シーンでベトナム戦争を描いた)
大作とは言えないが、伝えたい実情をポップにストレートに描いている。
デル・トロやティム・ロビンスなどキャストが豪華なので、短いが見応えはある。
コメントする