カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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演技意外、素晴らしい!その演技も─
低予算やらゾンビやら長回しといったところだけが強調され、というか自ら変な固定観念を持っていたため、なかなか興味を持てずにいた。
上映館数の増殖にも驚かされるけど、実際の観客数にも驚かされた。小さい劇場だと完売続出で、大劇場では軒並みデカい箱での上映、そしてホント人がいるいる。
実際に観賞しだすと、絵はひどい、演技も素人、しかもスプラッターでいわゆるなんとかホラーといった様相…まぁ解説のとおりの展開で、なんでこんな作品がこれほどまでに人を惹きつけるのか全く理解不明な30分、40分…
展開が変わると、ねじ曲がった作品への見方が一変した。
ごくごく普通、褒められた演技でもないし、奇想天外なものでもないよくあるようなドラマ。しかし、これが出だしの伏線により、大爆笑の連続。正直、演技や演出において何かイライラさせられる部分も少なくなかったけれど、そのイライラやぎこちなさ全てが一つの作品のための仕組まれたトラップのように感じてしまった、作品を見終わって─。
一生懸命に考え抜いたアイデアと構成にはただただ称賛を送るのみ。今できる全ての力をこの作品に注ぎ込んだといった印象で、自分たちの力量をよく理解したうえで作品を作っていると感じた。一般的な商業映画と比べると明らかに力不足と見て取れるところも作品の武器として利用しているところが非常に驚くべきところ。
そんなに難しくもなく、むしろシンプルな話だし、題材としてもどこからかの寄せ集めとしか思えないけれど、見せ方の創意工夫で唯一無二の映画になっていたように思う。
小難しいこと抜きに、とにかく面白くて、すごく笑える。ホラーとかスプラッターというイメージは大きな間違い。笑いと笑いの感動映画だと、最後の最後にようやく理解できた。
気持ちの良い映像は皆無で、やはり小さな劇場での上映がよく合っているような作品だったけれど、なんだか非常に映画らしい作品だったような気がするのはなんでだろう。手作り感があるからだろうか。最近の映画はテレビの延長だと感じるものが多いから、余計、久々に日本映画の映画を見たなという気持ちになった。
【凄い映画観たぞぉ…🧟♀️】
笑った❗️
涙を流して笑った‼️
エンディングに向けてグイグイ引き込まれて
「良かったぁ〜」と安堵する。
満足度満点の作品だった。
「理屈抜きに引き込まれる快感」を
作り手、俳優と共に感じることができる秀作‼️
サマータイムマシン・ブルースと似た印象
いい意味で。
当日私はサマータイム~に出てる俳優を全く知らなくて(今見たら有名な方ですが)、ネタバレなしの口コミのみで見に行きました。
舞台が良くて映画になったくらいの情報。
B級SF感がプンプンしましたが、所々で笑いが起こりとても面白かった。番宣もほとんど無くて、当時のトップ俳優もあまり使わず、その低予算感が逆にいい味を出してる!
それと似てる。
でも、それよりも無名俳優(失礼)で、低予算で、アイデア勝ちですね。
普通にみんなに進められる娯楽ムービーです。
リアルさとユーモアのある良くできた作品
冒頭からの約40分、最後はこれリアル?と思うほどの衝撃。で終わり?と思わせておいての謎解き。カメラのアングルも再現してるほどに緻密。映画の構成も良くできていると見終わって感嘆。
メッセージ性を見いだそうとするのではなくて、意外性とユーモア、少しの怖さを楽しむ作品。
ただ前半のカメラアングルとブレは演出としても厳しいわ。頭くらくら、なのでマイナス1。でも面白かった。
何がいいのか。
低予算で単館公開から口コミで全国公開に。とうたってた作品。
全く観る予定はなかったが友達から「好みやろ」と言われたがゾンビ映画と聞き、好みではないが、酷暑の暇つぶしで観に行ったがみなさんのレビューが嘘みたいな内容。
きっとこの映画を「良かった」とか「凄い」と言わないと乗り遅れた自分。と言う気持ちになるのではないか、言わないと恥ずかしいとか、変な風潮になってるのではないかと思う作品。
低予算なので当たり前かと思うが演者は全く存じ上げない方で、主役の女優のキャーやめて。来ないで。が耳障り。
後にプロデューサー役のかたが「長ないか」との台詞があったがその通り。
後半にネタバレを持ってくる作品なので帰らなくて良かったと思うが会場を後にする方々の複雑な表情を見て、あのレビューは何なんだと実感しました。
もちろん、1,800円で観たいとも思わないが、観た後の支払い制度なら席料として200円程渡すレベル。
予告は見ちゃダメ
このアプリでこの映画の公開予定をみたときから、
B級映画感満載すぎて逆に気になってましたが、
上映されてからメディアで取り上げられて
え、まさかあの映画が???って不思議に思って観に行きました。
自分も含め、割と一人で観に来ているお客さんが
多かったと思います。
以前これを見たあるラジオのコメンテーターが、
何も情報がない空っぽの状態で見たほうがいい、
例えるなら美味しいティラミスやと思って食べたら、
美味しい豆腐だった。みたいな感じ(笑)
と言っていて、
しょうみ言っている意味が分からなかったが、
今は何となくその感想の意味が分かった気がします。
ただ最初の30分間は酔って頭痛くなったし、
え、おもんな。。って思いました(笑)
でも見終わった感想はシンプルに面白かったです。
みんな愛しい。
前評判がちょっと高かったかもしれない。
冒頭の37分とされる長回しは圧巻ではあるが、本当は最後をワンカットにするほうがレベルも高いし、インパクトもある。つまり、冒頭とラストを長回しにする、ここにチャレンジしてほしかった。
我々は、三谷幸喜がWOWOWで展開した2時間弱のワンカットドラマを2本観ている。特に2本目の空港を舞台にしたものはまさに驚きの作品であった。
よって、この構成で長回しを売りにするなら、最初に書いたようにするべきであった。
ただ脚本はよく書けていた。それぞれのキャラクターがそれぞれに成長していく構図は、観ていて、清々しい気分になる。
最後のクレーンを使って撮るところは、映画作りの本質をついているように思う。
ケータイで映画が撮影されるこの時代、やっぱり映画は手作りがいい、のかも。
切れ味良いけど、かすり傷
うん、こうなってたんだ!なるほど!はまったね!
っていうスッキリ感、と、小腹をつつくような小さな笑い。
でもそれ以外のものがないとは言わないけど薄め。三谷幸喜はそのへん踏襲してもっともっと踏み込んでる。
人気もなく、裏ぶれた映画館でぽつんと一人見たらエエもん見たな、と思うのだろう。ああ楽しかった(小並)くらいの感想で、帰りに反芻して思い返すこともない。
なるほどね!実に面白い
評判に違わず本当に面白い映画でした。最初ワンカットの30分は正直目が回るし、なんだか変な間や違和感満載だったのが観終わったときには「なるほどね!そう来たか!」と辻褄があって、よくできたストーリー仕立てに驚き、感動さえ覚えました。漫才コンビ「ナイツ」のネタ(全然関係ない野球ネタが寿限無とリンクする見事なオチ。YouTubeでお探しください、これも感動します)にも通ずるものがあります。一粒で二度美味しい映画です!低予算の少し雑なところもかえっていい味に思えてきます。後半では映画館の中で幾度となく笑い声が響いてましたが実によくできた面白い映画だと思います。名古屋の映画館にしては珍しく客席がほぼ埋まっていたのもうなづけます。親子愛・家族愛エッセンスも入っていて非常にうまくまとまっています。ネタバレになるといけないのでこれ以上書けないのがとても残念ですが、とにかく観てみてください。
面白い。
今年32本目。
観るきなかったけど評判良いから観ました。
面白かったなー。
ムービー中の微妙に下手な演技が皆上手くて、ちょっと前半だらけるし、手ブレで酔いそうになっちゃうが。そこがまたなんか良いのよね。
これが低予算で作られたっていいよね。
邦画の未来を感じるわ。
最近邦画も面白いな、と思います。
観てる最中もワヤワヤ笑いが起こってたし、終わったとき、拍手ー!
楽しむ人の多い回だったわね。と思いました。平日レディースデイ。満席!口コミってすごい!
今年のマイランキング五位にははいりそうー
なんでヒットしているのか?
どうしてこの作品がヒットしているのか解らない?!
口コミで”凄い”というので見てきました、最初から私にはぐだらなくて 中途退場しようか思っていながら 最後まで見てました、なんだぁ最後まで見たんかい と言われるかも どこかで面白い場面がないかと思い見ていたんです。
やっぱり自分には合わない作品 手持ちカメラなので画面がぶれて 注視もできなく ・・・
血が苦手でも大丈夫。途中で席をたたないで!
評判や口コミや番宣だけで、前知識なしに観賞しました。
良い意味で騙されます。何故なら私はグロやホラーが大の苦手!
家族で観に行ったのですが、途中まで中学生の息子を連れてきた事やら後悔…。
しかし、笑えるし泣けるし、観終わった後はすっきりとどこか懐かしさと新しさ、久しぶりに楽しい時間を過ごせました。
映画好きにはたまらない作品だと個人的には思います。
三半規管の弱い人、注意
始まって20分頃からやばかった!気持ち悪い、辛い、出ていこうか悩んだ。でも、その10分後にはなんとか解放?そのあとは大丈夫。絶対最後まで観て!楽しんで!評判通りの面白さ!そんなにすごい思いつきでもないと思うんだけど、やってのけることはやはり賞賛に価するのかな。
三半規管の弱い方、「30分の我慢」です
なるほど、「とにかく見て!」だわ
面白さをうまく説明できる技量もないし、言い過ぎるとネタバレになっちゃうから、兎に角見ていただきたいです。
個人的には最高のコメディでした!
本作的に言えば、面白さは伝えるんじゃない!伝わるんだ!
ちょっと違います?w
なるほど、映画愛、現場愛
見た。これだけ話題になっておきながら、これだけネタバレしていない映画も珍しいな、と心から思う。自分もネタバレしない範囲で書こう。
まず、夏休み中の川崎チネチッタで見たが、ほぼ満席。これだけ入っている映画は久しぶりだ。満席というのは、それはそれで気持ちのよいものなんだなあ。まあ、普段は混まない時間や時期を選んでいるからもあるけれど。
映画は、タイトルにあるように、映画愛と現場愛に溢れてます。このくらいしか言えないや。
やっぱりみんな見てみましょうよ。
前編に撒いた仕掛けの回収作業に編集力の上手さに脱帽し、チーム力の結...
前編に撒いた仕掛けの回収作業に編集力の上手さに脱帽し、チーム力の結束が高まる後半戦はかつてのファイテングベアーズを思い出させる熱い現場に涙腺が刺激する。明日の日本映画界の一つの方向性を示した一本になるでしょう。
感じる違和感がポイント
ワンカットのゾンビ映画。まぁ長回しで一度もカメラを止めることなく進んでいくのは凄い。プロットも凄くよく考えられている事が伺えるし、最初から出ずっぱりの役者さんもお疲れ様でした。でもなんか演技が変に間延びしてるし、いきなり監督がカメラに向かって話しかけてるし、アイデアと実現力は買うけど、編集した方が絶対面白いよね(笑)
なんて考えていた自分をしばき倒したい。でもそう思いながら観るのが正解だと思う。実際後半めちゃめちゃ面白かった。これから観る人も、感じる違和感の一つ一つを覚えておきながら観ると、後半それら全てに意味がある事を感じられてより面白くこの映画を見る事ができるだろう。
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