カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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エモい!
このスタイル自体はどっかで観たことある気がするけど、構成がとても緻密ですごく良くできてるのと、そして何より熱量と愛情がすごくて、絶対好きになっちゃうやーつ!
最初は「地獄でなぜ悪い」みたいな話かな?と思って、でも途中から全然違って、でも見終わった時の気持ちはちょっと似てた。
役者がほぼ全員無名とか、ローバジェットとか、そういうことが全部奇跡的にプラスに働いてるのがすごい。
これを大作としてリメイクしても、こんなにエモくはならないだろう。
そして何より「カメラを止めるな!」ってタイトルが本当に素晴らしい!
でもこれ、見終わったあとだと「全っ然怖くないから!誰でも観られるから!」って言いたくなるけど、子供とか、ゾンビとかホラーの耐性ゼロな人だとそれなりに怖いんじゃないだろうかw 前半で席を立った人の多くはこれな気がする。
あと、私もお腹弱いから、あの人はあまりにも気の毒だったなー。
まあ自分で飲んでるんだけど、胃腸が弱いだけであんな目に遭うなんて…あそこが一番ホラーだった。
Tシャツ売り切れてたけど欲しいなー。あのTシャツ着るといい仕事ができそうな気がする!
まさかの
予算300万にしては…
奇をてらっただけではない良心的映画
なるほど構成には唸らさられる。はなから一筋縄の映画ではないと食ってかかって観ているので、前半パートが劇中劇であると予想しつつも、それを裏切る“何か”があるのではないかと注意深く細かなところまで心の中の猜疑とツッコミを重ねさせることで、後半のネタばらしが最強に効いてくる。素晴らしい設計で隙がない。
一方で一発ネタの飛び道具かといえばそうではなく、特に製作畑の業種ならば思わず膝を打って「あるある!」と言いたくなるような日々の仕事の後ろめたい妥協や、個性際立ち身勝手極まりない専門職種の連中とのやりとりを経て、小さな成功を得る過程はまさに良心的で王道な「仕事讃歌」の物語であり非常に日本人的でもある。
彼らの成し遂げたことは誰に評価されるわけでも褒めそやされるわけでもなく、しかし確かな満足感に満たされて撤収作業に取り掛かるラストシーンの、なんて清々しいことか!!
制作費が200~300万円で、ハン・ソロを2秒程度しか撮れないと話題になっていたが、逆に役者やスタッフの給料が凄まじい薄給で使い倒されているであろうことも察せられて、作中のシナリオだけではなくリアルな要素でも映像制作業界の闇を感じられた。
とても面白い
持ち上げすぎではない
タイトルなし
感想が「笑えた」だけの作品って
素晴らしい映画だといいながらここの感想を読むと「久々に笑った」
だけであり、しかもその理由が後半に前半の種明かしがあっただけというテレビレベルの感想。
もうそれだけでこの映画ってテレビでやればいいのにレベルの作品と分かる。
洋画でもコメディでお笑い物はMr.ビーンとかあるけど映画界では評価なんかされてないよね?カンヌとか絶対むりだよね?笑
稼ぐためにはそういうお笑いものもつくることはOKだけど、それをまじめに「映画」とか言ってるの日本人だけだよ笑
ほんとに日本人て「テレビ」と「映画」の区別もつけられないし、単に笑えたらそれでいいくらいしかない低レベルなんだなぁと笑
吉本タレントがテレビで活躍してるのがよくわかりましたよ。
日本人には「絶対に笑ってはいけない」の映画版でも見せとけばいいと思う。笑
映画館でやればあれも「映画」だと日本人は思うレベルだからちょうどいいんじゃないの?笑
今まで観た映画の中でも最高クラスのスッキリ感
愛と一生懸命さが快い映画です
とにかく愛と一生懸命さ。チラシに書かれている本広監督のコメント「とてもとても映画愛に満ちている」ということに尽きるでしょう。ゾンビに襲われる女優役の秋山ゆずきさんの女性らしい肢体も、私にとってはとても重要なポイントの一つでした。あとは、細井学さんの味のある演技はよかったですね。
なるべく予備知識を持たずに見たかったのですが、チラシの宣伝文句や、最近の「原作か原案か」というニュースのために、嫌でも「どこで何が起きるんだろう?」と身構えながら見てしまいます。それが、「なーんだ」で終わらないのがこの映画のいいところ。奇を衒っていないわけじゃないんだけど、そんなことより役者さんんとスタッフがとにかく一生懸命作った映画だからこそ生み出せる温かい笑い。ヒットする映画の一つのパターンである「出てくる人がみんないい人」であることが、狡猾さを感じさせず、後味の良さを生んでいるんだと思います。
次回作は難しいと思いますが、愛を感じる作品を期待してます。
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