カメラを止めるな!のレビュー・感想・評価
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情熱を止めるな!
評判は耳にしていたものの観ずにいましたが、やっとご当地での公開となり、めでたく観る事になりました。
タイトルが現れるまでの長い前振りに「なんだ、こりゃ?」と観ていると、その後の展開の面白さにグイグイと引き込まれました。
丹念に綴られた脚本に役者陣の達者な演技、学生映画の様な軽いタッチも計算づくなのか?
低予算でも、スターがいなくても、情熱があれば面白い映画は作れるというお手本の様な本作は、コミックやタレントに頼り、あまりに商業主義に傾いた現代の映画産業へのアンチテーゼ。
デジタル技術の発達で、誰でも手軽に映画製作が出来る様になった今日においても大切なのは作り手側の情熱で、観客はその熱量を感じ取ってくれます。
この作品のヒットから、大手映画会社からのオファーを受けるであろう上田監督でしょうが、是非、映画への情熱は失わずに面白い作品を生み出して欲しいと思います。
今作は成功しましたが、正直申し上げますと構成自体は割と良くある(特に自主映画などで奇をてらった作品)手法で、監督の真価は次回作で明らかになるのではないでしょうか?
面白かった。
凄く良かったです。
展開もそうですが、色々な要素が高い次元にあると思いました。
演技も素晴らしかったです。監督役の方の演技がとても好きでした。当然他の役の方もしっかりとハマって、違和感なく見れました。
最初は当然あまりの安っぽさに少しがっかりしましたが、それらが全て意味のある映像だったと気付かされた時、身震いしました。
だけど腹を抱えて笑ってしまいます。
無駄な要素がなくて、物語に集中できました。
前半と後半で笑いが変わる
前半のクオリティの低さと、どういうことやねん、、という苦笑が、後半の種明かしで可笑しさに変わる
構成と脚本がすごく良い映画。
丁寧に伏線が張られていて、ちゃんと回収していくので、特に頭を使わなくていい。
後半は大人たちが映画を完成させるために奮闘する姿に達成感と爽快さを感じる。個人的には矢口監督のウォーターボーイズを思い出した。
傑作まではいかないけれど面白い映画だった。
観ていて嬉しくなる作品!
まあ面白い、楽しい。映画愛に満ちている。
低予算でも、否、低予算だからこそアイデア勝負で、質的にも興行的にも成功出来た作品と言うのは言いすぎか…
事前に聞こえた噂の通り、前半は何これ?みたいなワンカットが延々と続くが、それらが全て伏線となる後半は大笑いするやら、感心するやら。
一言で言えば脚本の勝利だが、まだ無名の出演者たちの熱演も素晴らしかった。
この作品を観た後、内田けんじの作品(出来れば新作)を無性に観たくなったのは俺だけ?
これはオモロ!
今、話題の作品。最初は、3館だけの上映だったのが、これだけ大ヒットして、監督や出演者が一番驚いているんだろうな…(笑)
前半のゾンビ映画は、グロさも確かにB級以下。あちこちに演技や動きに違和感を感じました。しかし、後半になってそれらが伏線となって笑いへと回収されていくくだりは、見事で、監督の狙いのツボにまんまとハマりました。
とにかく、館内はあちこちで笑いが起こり、久しぶりに楽しい映画。
低予算でも、斬新な内容と緻密な構成によっては、十分に楽しめる映画が作れることを、改めて感じました。
賛否両論あるでしょうが、僕的には、是非、観て欲しい作品だと思います。
評判通り、面白く見れたのが第一印象、楽屋落ちとして微笑ましくもあり...
評判通り、面白く見れたのが第一印象、楽屋落ちとして微笑ましくもあり良かったのですが、ふと半世紀前に新宿のアートシアター劇場地下にあった蠍座で観た大林宣彦の自主映画「いつか見たドラキュラ」を思い出しました。1967年製作ですから、ちょうど50年前です。あの頃の感動を想いだしました。DVDが出ています。カメラを止めるな、と似かよったモチーフがあります。
正直そんなに世間で言われてるほど面白い映画ではないとおもいました。...
正直そんなに世間で言われてるほど面白い映画ではないとおもいました。(なんか後半はとくにだるかった。)
映画としてのギミックがそんなに面白かったんでしょうかねww
邦画で「アフタースクール」という映画がありましたが、同じようなギミックの作品としては、「カメ止め」より完成度が高い、良い作品だと思います。
「だまされたぁ~」と、素直に思えましたww
「カメ止め」の監督さんが、今回のこの世間の評価を鵜呑みにして、また気をてらった作品を作って失敗しない事を祈るばかりです。今回のは普段映画をあまり観ない人たちが、上手いこと引っ掛かっただけな気がするので、あくまでも今回限りの、実力ではない、ラッキー!宝くじにあたったようなもの。
世の中のあるあるでは、たぶん次は空振りな可能性が高いのでは……。なので、不安ですが次回作に期待!
できれば、誰かの脚本のアイディアからつくりました……ではなく、オリジナルだといいですね。
なるほどとは思ったけど
話題作だからと期待半分で観に行ってきた。監督の舞台挨拶付き。
監督も言ってたが前半の37分は微妙かもと。その通り37分なんだこれ状態だった。
その後の伏線回収ですっきりとなるはずだろうけどそこまで盛り返せるほどではなかった。
おもしろいっちゃーおもしろいけど、ん〜そこまでって感じ。
面白い いい映画
前半は辛いと言われ過ぎていたので
覚悟していたせいか普通に観れました
後半は予想以上に良かったです
コントではないので
爆笑に次ぐ爆笑という訳ではないですが
映画としては今までで一番笑えました
最初は見ててしんどかったけど後半は◎
話題作だったので、ある程度事前に予備知識を持って見に行きました。
結論からすると面白かったといってススメられる内容でした。
ストーリーが1本にちゃんと仕上がっていて、最後も優しい気持ちになれるスッキリする終わり方で良かった。
事前のフォローにあったとおり、最初は見るのがしんどかったのは確かですが、後半に向けた準備だと思って見てもらえたら、全部笑いになりました!
ホラー苦手な私には 後少しで☆4かなぁ
元々ホラー映画が大嫌いな私が 笑えると言うレビューにつられみに行く事に・・
前半 正直後悔した!これは騙された!ホラー好きのレビューに過ぎなかったんだ・・と
後半、さっきの不自然な動きの訳が 只々笑えました
観てよかった!
観ようかどうしようか、観ずに帰ろうか、最後の最後まで悩んで、結果的に観ることを決めた自分の決断を心から褒めたくなった作品。
何の前情報も持たず、ただFilmarksの評価の高さだけを信じて観に行った。
そしたらまさかのゾンビ映画…
苦手なホラーか、とわかった時のあたしの顔は正しくゾンビもだきだったはず🧟♀️
でも、そこで席を立たずに“高評価のカラクリを見つけてやろう”と最後までそこにとどまったあたし、よくやった!
本当に面白かった (*´∀`*) ノ
もぉ一回観ようかな💟
今度はもっと細かいところまで〜
やっと鑑賞できた。
詳しいレビューは他の人が書いてるので、純粋な感想のみで。この作品が好きか嫌いか…そんな小難しい事を考えてみる作品じゃない。見た瞬間のがっかりからの怒涛の展開。もう起承転結がピタってハマる爽快感。誰が凄いとか上手いとか、そんな事忘れてしまった。見失ってしまうくらいたくさん笑った。そして、なんかノリの波に流されて泣いた。泣いて笑って…そしてホッとした時自分がこの映画をまた見たいと思い始める。
それは何か上手くいかないとか、こうじゃなかったとかトラブルに見舞われた時、勝手に仲間がいると思えるから。そんな瞬間瞬間が凄く好き。何処かに何か理由もわからないモヤモヤしてる人はヒントくらいくれそうな作品。凄く荒々しく暖かく優しい作品。ずっとそばに置いときたい。
追記
そんなに映画をたくさん見てるなど偉そうなことは言えないが、今作品は一部で無価値の映画と呼ばれてるみたいだ。なんとも言えないが、100人いたら100人が凄いって作品はまず無い。それは仕方ない。きっと忘れられる日が来る。今夜、ロマンス劇場でのように忘れられるだろう。でもそんな作品達の中でもう一度掘り返してくれるのが、他人のレビューだと思う。それを見てもう一度見ようと思わせるか思わせないかはその人の感性に委ねられ、その映画が再度人の心に響くかはその時にかかってる。大切なのは一部でも忘れない人が居てくれればそれでいい。そう思える作品はそんなにたくさんある。チャップリンの喜劇に比較されてるが、チャップリンの「独裁者」だったかな。この作品は最後がまとめであり、最後は切なすぎて涙を誘う。喜劇作品の中で群を抜いて涙する。なぜ泣くのか何故そうなったのか…その政治背景を見てから見てほしい。チャップリンは置いといて、今作はたくさん生み出されてる全ての作品の苦労もたまに見てほしい。知ってほしいと言ってるようだ。類似してる物はあるが、それはミステリー小説でもトリックは使い古された手でも、面白くなるかは作り手の腕にかかっている。これも同じだ。類似されてても作り手の腕で作りあげられてる。十分だろと思うが。自分はそれが悪いとは思っていない。楽しみながら作ってて、楽しんでもいいと思う。グレイテストショーマンのように満席なのに3分の1しか観ていない作品もある。元々バーナム氏も知らない人いるだろうし、満席が凄いわけじゃない。今後映画館で見れなかった事を後悔するような作品が、人生の中で出てくるのは嫌だ。そう考えれば、きっと今回も見れた事はとても良かった。損したとは思わない。自分の目で見れたのが満足した。忘れないだろうし、自身の目で見たものを記憶に残さないで捨てることなど、生きてる以上勿体ない。記憶は知識となりいつか何かに役に立つ日が来る。映画から学ぶの物沢山ある。忘れるのは誰でもいつでも出来る。それに覚えておくとそれが誰かと語れる良さもまた感じられる。人はどんな時も1人ではない、人と人の繋がりを感じるから映画もレビューも良さがあるだから。
カメラ酔い注意!予備知識無しに気負い無しに気楽に観る映画
無名キャストも共感できる愛すべきキャラ達。カメラ酔いする人には注意が必要かも。著名人が大絶賛するほどでは無いが、気楽に観る分には面白い。
それでも大泉洋とか有名俳優と福田雄一監督あたりに撮らせればもっと面白くなりそうな気がすることも確か。
ポップコーンでも食べながら気楽に観る映画!
日本版ソダーバーグ作品
序盤から引き込まれるシリアスに
ところどころ散りばめられるトリック
1回で2回目を観たかのような神がかる構成に誰もが唸るだろう。
ワンカット長回しというのは最近よく聞く手法ではあるが、この作品のワンカットは既存のそれから逸脱しているように感じる。
すばらしいのは構成だけでなく、モノ作りをする楽しさがひしひしと伝わってくる。
テーマも構成も大満足の映画。
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