「映像酔いしやすい人へ:冒頭40分だけ乗り越えろ!しんどくなったら少し目瞑ってても多分何とかなる」カメラを止めるな! ぷらさかさんの映画レビュー(感想・評価)
映像酔いしやすい人へ:冒頭40分だけ乗り越えろ!しんどくなったら少し目瞑ってても多分何とかなる
内容自体はいろんな人が語ってるから、これから見る人に向けて自分の実体験から何とかネタバレ無しでちょっとした注意喚起を。
前半の一部(人によっては前半全部?)に、これまで映像作品やゲームで映像酔い、視点酔い、3D酔いした事がある人にはちょっと厳しいところがあるかもしれません。
実際、映画館でちょっと酔いました。これはマズイなと思ったのですが、自分の場合はしんどいところが5分程度だったので、その部分は最悪ところどころ目を瞑ってても音声だけでストーリーが把握できたので何とかなった。
まだ上映中だけど、今から映画館で初めて観るという人はもうさすがに少数派かな?酔いやすい人は水を持って行ったらいいと思う。多分、家での視聴でも酔う人がいると思うから、ちょっと今度の地上波放送は心配してるんですよね。
まあそんな映像酔いや、公開当初から聞こえてきた製作側のイザコザがありつつも、久々に劇場で気持ちよく笑えて終わって、笑い声もよく響く映画を観た。大画面も大音量も3Dも4Dも映画館の醍醐味だけど、こういうのもまたシンプルだけど映画館の醍醐味ですよね。
正直な話、こういうド直球アイディア勝負のシンプルな良さを持つ映画が、邦画しかも低予算映画から出て来るとは思わなかった。シンプル故に海外でも映画好きにはストレートに好評価を得ると思いますね。”ONE CUT OF THE DEAD”で検索してみた反応ざっと見ると。商業的な成功は上手いこと海外展開できるかの話だからまた別ですけど。
関係ないけど、銀魂2の番宣で小栗旬が「(銀魂2は)カメラを止めるなの次に面白いです」て言ってたのは笑ったw多少なりとも邦画に関わる仕事をしてる人間なら、この現象には少なからず思うことがあるんでしょうね。