「面白かったけど」カメラを止めるな! META坊さんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったけど
やたらと評判が良いので、地元での公開を心待ちにしていました。
できるだけ余計な情報は入れず、過度な期待もせず、既に残り少なくなった座席のできるだけセンターライン寄りで後方の席を押さえ、映画館に行くとほぼ満席に近い客の入り。人気と関心の高さが伺えます。
これはきっと好みというか、評価が激しく分かれるでしょうね。
率直な感想として、この作品の何処がこれほどまでに絶賛されるのか理解できない。
けっしてつまらなかったわけではなく、面白かったしじゅうぶん楽しめはしましたが、巷で言われるような傑作とか名作とは程遠いもので、例えるなら、大学の映画研究会が頑張って撮った自主制作映画って感じ。
全国公開してくれたので鑑賞できましたが、本来はミニシアターなんかで入場料ワンコインで上映するB級映画(言い過ぎか?)。
あちらこちらに軽い笑いが散りばめられていて、時折場内からクスクス笑い声がおきるのですが、左隣の兄さんはツボにハマったらしく、身体揺らして大爆笑・・・。
1人で笑ってる。
いやいやそこ、そんなに声出して笑うほど面白い場面か??
お隣さんが大喜びするほどに、こちらはシラーっと冷めていくわけでして。
まぁ、映画は楽しんだもの勝ち。
隣の兄さんは幸せ者です。
さて、本作で評判になっている37分の長回しのシーンは、手持撮影なので映像が揺れて、お世辞にも見やすくはなかったですが、役者さんもスタッフも、これは体力的にもきつく、大変だったでしょうね。
よく頑張りましたw
個人的には最後の最後、エンドロールのシーンが一番良かったかな。
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