「製作 爆笑 父娘」カメラを止めるな! awahiraさんの映画レビュー(感想・評価)
製作 爆笑 父娘
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ゾンビ映画だよ、本当に。
見終わった後、素直に「面白かった!」と言える快作。
この映画の1番の肝はエンドロールにあると思う。
本作は3部構成だ。
まず「①映画の中の映画」があり、その背景や裏描写として「②映画の中の現実」が続く。違和感を覚えていた場面や演出の答え合わせがあり、笑える場面がとても多い。
そしてエンドロール、「③現実」だ。本作内で「笑える場面」として扱われる①が、実際はどのように作られたか。偶然発生した違和感等を必然に演出するために、どう動いているのか。そこにあるのは、作中の主人公やその娘が抱えている映画への情熱そのものである。
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