「最高に笑ったゾンビ映画!!」カメラを止めるな! とえさんの映画レビュー(感想・評価)
最高に笑ったゾンビ映画!!
これ最高だった!!
笑いあり、涙あり、家族愛あり、ゾンビあり
今年最高に笑った映画だった!!!
ある古びた廃墟で、ゾンビ映画の撮影をしていた撮影隊
しかし、そこへ本物のゾンビが現れ、現場はパニックに陥り…
この「カメラを止めるな!」は、とても評判が良い映画だったので見始めたものの
最初の30分は正直かなり不安で
「観る映画を間違えたんじゃないか」
とさえ思い始めていた
しかし、その後から始まるドラマを観ていると
その「不安」こそが、この映画の「肝」だということがわかる
つまり、観客側からすると
「なんなの、このショボいB級映画」
と思うような作品であっても
その裏には、スタッフさんやキャストさんたちの血の滲むような努力があって
そこから生まれたその作品は、彼らの汗と涙の結晶なのだ
だからといって、これまで「つまらない」と思った作品の評価を上げるわけではないけれど
スタッフやキャストの全員に、それぞれの人生があり、それぞれの事情を抱えながら「映画」という仕事をしている
という、その思いは忘れちゃいけないんじゃないかと思った
「映画」に対する思いも様々で、それぞれに熱量の違いや温度差はあるけれど
「よーい、スタート!」の合図がかかれば、みんな同じ土俵の上にいて
「作品を届けたい」という気持ちで一致団結する姿には感動してしまった
たとえ誰かがやりすぎちゃっても、たとえ誰かが事故っちゃっても、それもまた「作品の味」として残っていく
改めて、いつも素晴らしい映画を私たちに届けてくれるクリエイターの方たちに敬意を表したくなる作品だった
しかし、私は「ポンッ!!」だけで、しばらく楽しく生きていけそうだわ
辛いことがあったら、「ポンッ!!」を思い出すことにする
その理由が知りたかったら、是非、この映画を観てください