劇場公開日 2018年6月23日

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「フィルマークスやツイッターでの超好評レビューで気になり鑑賞。 元々...」カメラを止めるな! こみさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0フィルマークスやツイッターでの超好評レビューで気になり鑑賞。 元々...

2018年6月29日
iPhoneアプリから投稿

フィルマークスやツイッターでの超好評レビューで気になり鑑賞。

元々14時40分からの回を観ようと思ったのだけど劇場に着いた時には既に完売!結局一つ後の回でチケットを購入し、その回も満席でした。平日にもかかわらずこの異常な人気。それも納得のとんでもない面白さのある映画だった!どんな世代にもどんな国の人でも自信を持ってオススメできる作品!

確実に前情報なしで観た方がいいメタメタなメタ映画なので詳細は伏せるけどラスト30分にはエゲツないほどの映画的快楽を味わえる。前半に感じる違和感の正体が一つ一つ解明していくことの気持ち良さ、そしてセッションのラストにも通じるような興奮がある。それはキャラクター達が予想だにしない何か新しいものを作り上げるという意味で似ている。ただこっちはあり得ないほどダサい。でもそれがなんとも愛おしい。

そんな最高にダサいけど最高に熱いラストシーンは泣かずにはいられない!
1人の情熱が他の人に伝播し1つのものを作り上げる。映画を作ってきた人、映画好きな人なら勿論グッとくるけど、それが何かは関係無く一つの事に対して全員でがむしゃらに取り組んでいる姿は人の心を動かす。

ゾンビ映画繋がりもあって桐島イズムも感じられる。自分が情熱を注げるものに対して精一杯取り組む。それこそが辛い世の中を生きていく上での真の糧となる。たとえ側から見たらダサいかもしれないけど人の目を気にしてやらないこと程愚かなことはない。映画には人の信念が詰まっている。だからこそ普段なら綺麗事に過ぎないと感じてしまいがちなことにでも心から感動できる。残り半分切った学生生活の中で一度でもいいから映画を撮ってみたいと本気で思った。

父と母と娘の親子愛というファミリー映画としても号泣!

上映中はひたすら爆笑の渦でラストには感涙、上映後はパンフに監督とキャストの皆さんのサインをして頂くなど最高の映画体験だった。色んな人に勧めたい!ただ激混みなので余裕を持って劇場に行って下さい笑

こみ