劇場公開日 2018年1月26日

「楽曲から映画への不思議な変化。味わい深い大人のオムニバス映画。」CINEMA FIGHTERS 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0楽曲から映画への不思議な変化。味わい深い大人のオムニバス映画。

2018年1月28日
PCから投稿

泣ける

悲しい

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:6つの異なる世界観を通して、人間の本質を感じ取れるのが印象的。基の楽曲そのものも魅力。
否:設定はかなり無理があり、ツッコミどころも多め。楽曲の好き嫌いも分かれそう。

 6本の作品が、それぞれ毛色の違うテイストながら、儚い恋の姿だったり、信念を持とうとする1人の姿だったり、そんな人間の本質を一風変わった設定や視点から切り取っていく様が印象的です。個人的には、笑いも有りながらひとひねり有って感動させられる「キモチラボの解法」が好きでした。
 どれも楽曲を基にしたというよりは、楽曲からインスパイアされた世界観を映像化したという感じでしょうか。劇中やエンディングで流れる基の曲を聴きながら、その辺りを想像してみると、より深く味わえるかも知れません。
 出演されている皆さんもかなり豪華ですので、是非チェックしてみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド