ホペイロの憂鬱のレビュー・感想・評価
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憂鬱な映画
ホペイロとはブラジルの公用語のポルトガル語で用具係のこと、読売サッカークラブ(現・東京ヴェルディ)に1991年、ブラジル人のルイス・ベゼーハ・ダ・シルバさんが用具係として初めて採用されたので以来、呼び名として定着したらしい。
タイトルに憂鬱とあるように辛気臭い中途半端なサッカー映画、メインはサッカーチームの用具係や広報の裏方さんの話だが、連戦連敗のダメクラブだからそりゃー憂鬱にもなるでしょう。
映画は試合そっちのけでゴールシーンすら見せず応援サポターばかり撮ってますから果たしてサッカー映画と呼べるかどうか・・・。
ストーリーもローカルチームの資金繰りとかポスター剥しの犯人探しとかどうでもいい話ばかり、投資詐欺にひっかかるおばあさんのスポンサー、怪我を隠すベテラン選手、自己中の雇われ社長、怒鳴るしか能のないヘボ監督、若い娘に鼻の下延ばしまくりのコンビニ店長とか出てくる大人が無駄に残念な輩ばかりというのも珍しい。
おそらく監督父娘や裏方の仕事仲間はうまくやっていけるとは思うのだが気を持たせた終わり方なのでこれまた微妙。
普通、若者が出てくるスポーツドラマなら爽やかさが持ち味だろうし、ベタになるが努力の末の勝利とか多少は感動を与えてくれそうなところだがサイドストーリーを含めて全てが中途半端、学芸会レベルの演出も酷いものでした・・。
タイトルで予想した内容とは違った
原作は未読だが、サッカー推理小説らしい
導入でサッカーに期待を持たせたのに、サッカー以外の事件が続く
チームや選手のことを解説せず話が進み、感情移入できないまま展開する。以前は強かった説得力が欲しい
きっと原作を再現したのだろうが、サッカーか推理か中途半端
ホペイロのサッカーへの関わり方が見たかった
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