霊的ボリシェヴィキのレビュー・感想・評価

霊的ボリシェヴィキ

劇場公開日 2018年2月10日
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挫折を約束された「革命」の廃墟 ネタバレ

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「革命」の夢に挫折した若者たちは、あえて現実を理想化するロマン主義に走り、「性愛」と「オカルト(宗教的なもの)」に分岐した。「性愛」への逃走は、若松孝二監督『理由なき暴行』やベルナルド・ベルトルッチ監督『ドリーマーズ』に描かれている。
『霊的―』は、もう一方の「オカルト」への逃走を示唆的に描く。「革命」はつねに失敗する。なぜか。それは、「革命」は実現すると「こんなはずじゃなかった感」をもたらすからだ。「こんなはずじゃなかった」という期待はずれが、ついに真の「革命」の実現を阻む。
百物語の実験に召喚された霊的前衛の力で、ついに「あの世」と接触できるかと思いきや、実験は失敗し、参加者はみな死ぬ。そして、「汚れた場所」から本物の由紀子=三島由紀夫の化身が生まれ、現実に挫折して自死する未来が運命づけられている。
そう、「霊的ボリシェヴィキ」は挫折の輪廻の中にある。決して実現しない不可能な理想だ。だから「あの世なんてあるわけない」。いるのは幽鬼に憑かれた「化け物」だけだ。

マユキ
マユキさん / 2018年6月6日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:映画館
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映画館の暗闇で見る楽しさ

物凄く楽しみました!上映時間が凄く短くて、ただ人が怪談を話すのがメイン(再現映像とかもない)、場所はあの廃墟ビルだけなのにも関わらず無類の面白さ!
最初稲川淳二みたいな人が話し始めた時は少し不安だったんですが、すぐ杖でぶっ叩くババアのコミカル感や、合唱シーンの愉快さだったり、演出で全く飽きさせない。そして、この映画の中でいつの間にか日が暮れているかのように、気がつけば観客もこの映画の中に滑り入って、あそこに座っているかの様な感覚になってゆく。
本当に触れてはいけないものに触れてしまった感をここまで感じれたのは凄かった。最後の窓から見える太陽のショットだけで高橋洋の前作『恐怖』の全編かけてやろうとした事がワンショットで伝わる。
ラストの急展開も凄く楽しかったし、映画館で見る体験として最高の出来だと思います!これをDVDで見たらもったいない!

yotaro okada
yotaro okadaさん / 2018年3月27日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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究極の娯楽映画!

渋谷、新宿、横浜で四回見ました!とにかく怖いとこはメチャクチャ怖い!それだけでなく、歌と笑い、人間ドラマ、活劇の要素も詰め込まれたボリューム満点の大娯楽映画だった。色々、細かい仕掛けがあって、何度見ても驚く発見があります。今月、渋谷アップリンクで追加上映があるので、もう一回ぐらい見ます。

龍神直吉
龍神直吉さん / 2018年3月12日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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音楽も効果的です

韓英恵さんはじめ、役者さんのすごさ。
森の中や監獄や崖って映像として出てきましたっけ?語られただけでその現場の再現映像を見た気になっちゃったけど。
舞台演劇でやってもおもしろそう。
最小限のロケーションでここまで怖くできるんですねー。

らっこおやじ
らっこおやじさん / 2018年2月28日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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所謂『都市伝説』を語る ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

ボリシェビキの意味をネットで調べても今イチ腑に落ちない。新自由主義者の対極なのだろうか、赤軍派そのものと言っても良い語彙なのかもしれない。それと、恐い話を結び付けた題名なのだが、それが又意図がサッパリ不明である。
ストーリー展開は、それぞれ一人ずつ、とっておきの恐い話を披露していくことで、霊を呼び出すという、何とも非科学的な実験をしていく内に、その中の一人の女性がより強い霊能を帯びてしまう、否、元々その女性は幼児期に霊にすり替えられてしまっていたという話である。ラストの結末が全員死亡という形が素頓狂ではあるが、あくまでも今作品はお化けに拘らず、人間が恐怖する得体の知れないモノをどうやって表現していくかという方法を、『語る』という手法で繰広げられるところなのだろうと思う。死刑当日の囚人の暴れ、夢の中でみた被災地の家の中、山を這うナニか、神隠し、そして殺人の告白。その語り部の台詞のスピード、話の構成等が良く練られた作品なので、静かだけど恐怖がスクリーン越しに充分観客を支配している。一つの方向制としては斬新ではないが興味ある内容になっている作品である。後はストーリーの組立を再構成して貰いたい。折角あの世へのゲートを開く手段を怪談話に着目しているのならば、もっとドラマティックさが求められるのだが、SFっぽくしたくなかったのだろうか?

いぱねま
いぱねまさん / 2018年2月24日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  怖い 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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Jホラーの仕掛人、渾身の力作!

リングや呪怨といったJホラーとは異なるアプローチから仕立てられた秀作。登場人物たちの語り、時折挿入される怪現象、不気味な劇半、殆ど霊らしきものは現れないのに、これだけの恐怖を演出できるとは!
流石はJホラーの仕掛人高橋洋氏、小品ながらホラーファン必見の作品に仕上がっています。

タカシミラクル
タカシミラクルさん / 2018年2月23日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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韓英恵きれい ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

貞子とか伽椰子とかとは違った怖さなのね。人知のおよばぬ大きなものに挑んでしまったっていう。

最初は「稲川淳二かよ!」って感じで、怪談聞いてる雰囲気なんだけど、段々ちょっと異様な雰囲気になって怖くなってくんの。

それで韓英恵がきれいなの。アップになったら「うわー」って。「でもちょっと菅田将暉が女装したみたいな顔してるな」と思うときもあるけど、総じて綺麗。そして、まあ、それだけでこの映画いいよね。

なんかでっかいものがあって、それに関わっちゃうって言う感じが白石晃士監督の世界観に似てるなあって思った。

ラストは、まあ、「そうなっちゃうよね」って感じだったな。ホラーテイスト作品のラストは難しいよね。

Scott
Scottさん / 2018年2月21日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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