「「歴史とは勝者の嘘です」」ベロニカとの記憶 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
「歴史とは勝者の嘘です」
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歴史の授業で、この主人公が聞いてもいないのに「標記の様に」答える。
さて、この物語は記憶の曖昧さではない。
いつまでも髭面の主人公トニーに
『あなたには想像出来ないわ』と言い放つ。
つまり、老いてなお自分が分かっていないって事。
ネタバレあり
詳細にネタバレなので、よろしくご理解下さいね♥️
娘が「マッシュって名前なの。父さんの偏屈(カーマジェン)からよ」
相変わらずの髭面の爺さんは娘の向かって
「元気かい?」
娘は返す
「ええ 妊婦教室の皆がよろしくって」
爺さんは「そうか」とだけ
娘は父親の前で
「ランチで ヴ♥️ギナがボロボロだって話をしたわ」
爺さんは抱かれている孫に
「そんな話聞いちゃ駄目だ」と言う。
演出家は髭面のインド系イギリス人だった。
男系社会はインドの方がイギリスよりも遥かに堅固だと思うが、そのイギリス社会を痛烈に批判している。
追記
僕はジジイだからこのジジイと同じ様に分かっていないだろうが、
「無痛分娩」は必要だと思う。
なんでそんな苦しい思いをしても産みたいのか理解出来ない。
テーマはそこにあると思う。
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