SUNNY 強い気持ち・強い愛のレビュー・感想・評価
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女子版「岸和田少年愚連隊」
2011年公開の韓国映画のリメイクなのだが、そんなことはどうでもよくて、世紀末日本の青春を懐かしむ’90’sグラフィティムービー、女子版「岸和田少年愚連隊」と言っても過言ではない。
おばさんの脳内で現代と1996年を行き来するのだが、とにかくはっちゃけているのだ。特に90年代チームキャストの広瀬すずと山本舞香が良い!(広瀬すずは凄すぎて、もし私が監督ならこの演技にOKは出せないくらい凄い)さらに篠原涼子の母親役も良い!
大根監督の細かいカット割り(と言っても多くはテレビ的なマルチカメラでの切り返しなのだが・・)も素晴らしく、ああこういうのが映画だと思っていた頃の私の青春時代さえ蘇る。ルーズソックスが格好よかった時代。森田童子の「僕たちの失敗」をBGMに広瀬と池田が屋台で呑んだくれるシーンがたまらん!
世代じゃなくても懐かしい気持ちに
楽しい映画です!
リメイク成功
安室ちゃんの曲が頭から離れない
映画鑑賞後安室ちゃんの歌を口ずさんでしまう♪
笑いあり涙ありのストーリー、すっごく面白かったです。
その昔私の家にも
ルーズソックスを履き慣らした、
アルバの黄色いショップ袋がバッグの、
eggをバイブルに日々一生懸命生きている姉が居ました。
ヒスのシールが貼られた無印のフォトアルバムに、ポスカで彩った写真が入れられてるところなんて、
芸が細かいなぁと感心しつつ懐かしさ(実際は姉の思い出 笑)でのめり込みました。
挿入されてる選曲もほんと世代で泣きそうになりながらますます引き込まれて。
こうやってシュッとしながら街中を平然と歩いているアラサーOLたちも
過去あんなはっちゃける楽しかった時期があったんだなぁと思うと親近感で目を細めてしまう。
キャストの役もさることながら、
過去と今の配役の素晴らしいこと!!
特に、芹香の配役がぴったりで良かったです。
とても心温まる映画でした。
韓国版好きなのに…
高校時代を思い出す
泣く気満々で行ったけど
愛に溢れた瞬間
『SUNNY 強い気持ち 強い愛』鑑賞。
とっても素敵な、暖かい瞬間を、観た。
私、基本的に重くて暗くてしんどい
でも熱量のある社会的な作品が好きなので、
青春!!とか涙、、という眩しい作品は
絶対に泣いてしまう自信しか無くて
割と避けてるはずなのに
結局観てしまうループにはまっています
舞台は90年代、現代と
時代を行ったり来たり
懐かしい、そう思える立場では無いけど
きっと色んなものを思い出して懐かしむ方が
いるのではないかなぁ、と
案の定、
上映後、「懐かしい」そっと囁く優しい声が聞こえました。
熱くて、馬鹿で、眩しくって
痛いくらいにキラキラしていた
それを懐かしんで語る現在の彼女達も、
やっぱりキラキラ輝いていて
何も怖くない、
自分も今はそう思っているのですけど
たぶん
その時ならではの感じるものがあって
それが大人になると忘れちゃうって思ったら
悲しいし切ないし
でもだからこそ噛み締められる部分もあるのだと。
こんな事を言ってる私もまだまだ分かってないんだろうなぁ、
あの時はこうだったとか言ってるのかなぁーーー、楽しみ。
若さっていう無敵さが
時に引き起こしてしまう悲劇が、
確かに、本気で怖いなって思う瞬間もありました
一歩間違えたらそっち側に行きそうな、
紙一重の、あの感じ
でもきっと本人も
誰かに止めて欲しくて
助けを求めてて
でも何か自分のプライドじゃないけど
真っ直ぐ過ぎただけじゃないかなぁ、
それを間違いって世間的には思うけど
あえて思わないようにする事も出来るようにしたいです、
キャストの皆さんとっても美しくて
素晴らしく目の保養だったのですが、
池田エライザさん、、奈々さん、、
本当に!!!超!!!どタイプでした、、、
いやあの色気、クールさ、大人っぽさ、
何ですかもう超好きです、、本当に。
なのにめちゃくちゃいい人だし、
うわーーーほんとに、どーしよう!!!
ほんっっとに素敵でした、もうね、感無量です。 奈々さん。奈々さん。。
少し話が逸れましたね 失礼
なんとも、切なくってノスタルジー
踊って歌って、沢山泣いて、
ほんとに、いい意味で映画っぽさが強い
素敵な作品でした
この作品に携わった方々、全ての人の
強い気持ち、強い愛が
溢れるくらいにいっぱいで、
それはもう痛いくらいに感じられる作品でした
見事なリメイク。とは思うが‥
自分はこの作品のオリジナルが大好きだ。
人生のベストに入れてもいいくらい。
なんせ「time after time」を丸暗記して覚えたくらいだ(笑)
その作品をリメイクすると知って、なんて馬鹿な事をと思った。
無謀で無意味なリメイクだと思った。例えるなら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をリメイクする位。
しかし監督が大根仁監督と知り、大根監督なら或いは見事にリメイクするのではとも思い、劇場が空いた頃見計らって鑑賞。
うーん、何だろう?面白かったがあまりに原作通り。極端に云うとオリジナルを吹替版で観たかの様な既視感。
もちろん所々変更点は有るが、やはりオリジナルが見事過ぎるんで下手にイジるのは賢い選択では無いと、監督も思ったのではなかろうか?
結果大根監督らしさも盛込まれていたが、オリジナル程には笑えるポイントも無く、感動も今ひとつだった。いい映画だとは思うけどね。
さて大事なポイントだが、何故韓国映画のオリジナルが日本人の自分の琴線を大きく震わせたのか。
大きなポイントと思われるのは洋楽の80s'ヒットを使用していたところでしょうか。その事により万国共通の友情物語として、自分の中にもスンナリと入って来たんだと思う。(あと笑える所が多いんだよホントに)
今作ではそこが小室哲哉と安室になってる。悪い変更点とまでは思わないが、その事によってアラフォー女子には大いに響いたかも知れないが、それ以外の人達はどうだろう?
少なくともオリジナルを知らない韓国人が観たら、あまりピンと来ないんじゃないか?
現在の邦画はあまりに客層を絞り過ぎている。国内でそこそこ稼いでも海外には売りに出せない、買い手が付かない作品ばかり。このままではどんどん尻すぼみなるばかりで、どんどんキラキラ映画ばかりになっちゃうよ。
もっと海外セールスを考えた方がいいんじゃないかなー?と、今作とオリジナルを比べた時に思った次第ですよ。
オッサンだってこういう映画観るんだしな。
世代を問わず楽しめる。感動の90'sムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:当時を知る世代は勿論、知らない世代でも楽しめる楽曲の数々が魅力的。豪華なキャストを通して紡がれる、時代を越えた友情にも、思わず感動させられる。
否:暴力やドラッグ等、社会の重たい部分も描かれているので、デートや家族で観るのは不向き。
アムラーやコギャル、ルーズソックスにプリクラと、90年代に青春を過ごした方々ならとっても懐かしい物が次から次へと登場します。それに加えて何といっても外せないのは、作品を彩る名曲の数々です。世代の方は勿論のこと、当時を知らない若い世代の方でも、思わず心が踊り出しそうな沢山の楽曲が印象に残ります。
そんな古き良き時代と、現代との対比が象徴的に描かれているのも、深いなと感じました。
「今の子供達は、裏で何をしているか分からない。昔は分かりやすかった。」
「今の子は皆静か。ずっとスマホをいじってる。私達はうるさかった。」
そんなセリフの端々に、時代の変遷とその賛否について考えさせられます。
余命わずかな芹香のために、果たしてSUNNYを再結成させることが出来るのか。ストーリーも感動的で、ラストはとても心が温かくなります。
豪華なキャストを堪能するもよし、楽曲にハマるのもよし、ストーリーに涙するもよしの、非常にいろんな見方が出来る作品といえそうです。
どうしても韓国版と比べてしまう…
んーーー
つまらなくはなかったけど、元ネタの韓国版で号泣した身としては、正直「薄い」と思ってしまった
母親の見舞いで病院を訪れた奈美(篠原涼子)は、偶然、同級生の芹香(板谷由夏)が、末期ガンで入院していることを知ってしまう
そして、その芹香が高校時代の友人たちに会いたがっていることを知ってしまう…
学生時代の友達って良いよね!
と私も思う
私にとっての SUNNY は、大学時代の友人たちだけど、この映画のSUNNY にすごく共感したのは
「なんで、私たち、毎日あんなに笑ってたんだろね」って言うセリフ
確かに、高校時代も大学時代も、なぜかわからないけど、毎日が楽しくていつも笑ってた
カラオケ行って騒いだりー、居酒屋行って騒いだりー
毎日がSUNNY みたいにお祭り騒ぎだった
ただ、韓国版のサニーの高校時代は民主化運動の時代で
彼女たちは、自由が制限されていたからこそ、洋楽に憧れていたり、遊びに行けばデモに遭遇していた
その制限の中でも、楽しみを見つけていた彼女たちが、激動の時代を乗り越え、それぞれが、それぞれの人生を送って再会したからこその感動があった
それに比べたら、やっぱり、この日本版はどうしても味が薄いと思ってしまうし、能天気過ぎないか?と思ってしまう
たとえば、
これは日本版だから、間にバブル期を挟んで「あの子は高校時代は超お嬢だったのに、今は親の借金抱えて大変そう」とか、日本ならではの事情を工夫して盛り込んでくれたら、もっと親近感が湧いたけど
韓国の設定をそのままリメイクするから、比べてしまうし、ちょっと無理が出てくる
それに、女子校にギャルしかいなくてちょっとついていけなかった
普通の子はいないのかよ(笑)
韓国版とは全く違う作品として観始めたつもりが、オリジナルと全く同じ設定でリメイクしたものだから、ついつい比べてしまった
でも、この映画を観ていた映画館が舞台に出てきたっていう奇跡があって、その場面はちょっとテンション上がった(笑)
あと、私は新聞広告は見ないので、SNSにして欲しい
(そうゆうところも、時代設定を間違えてると思う)
いつだって青春は自分たちのなかにある
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