「女性の友情物語」SUNNY 強い気持ち・強い愛 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
女性の友情物語
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偶然行った病院で、昔の友達が入院してるのを見かけた篠原。
彼女らは高校時代の仲良し6人組SUNNYのメンバーだった。
その友達はリーダー格で、田舎者だった自分を変えてくれた存在だった。
リーダーは余命1ヵ月で、SUNNYのメンバーに会いたいと言う。
篠原は探偵を使って一人一人見つけて行くが、それぞれ問題を抱えてた。
遊び人の夫と結婚してしまったうえに仕事が出来ずパワハラを受けてる渡辺、
玉の輿に乗ったが浮気されまくりの小池、アル中のともさか。
篠原自身も彼女らよりマシとは言え、夫や娘としっくり行っておらず鬱々としてた。
そんな中でリーダー死亡、葬式で1人以外が集まり、遺言で明るくダンスする。
結局探偵も残る1人は見つけられなかったが、リーダーがSUNNYの新聞広告を打ってた。
それにより最後の一人が登場、ついに勢ぞろいとなる。
最後の一人は高校時代からモデルをしてた、主人公の憧れの存在であり、
最後まで主人公を受け入れなかったが、心通じて危機を救ってくれた子だった。
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劇場で見た。何度となく泣きまくったわ。
上記のようにストーリーを書くと定番というか平凡なんやが、
こういう友情的な話に弱いんよな。
主人公の篠原と、その高校時代の広瀬は共に素朴で深みがあり、感情移入できた。
高校時代の自分を抱きしめるシーン(想像の中で)もまた涙した。
映画見てる時も無意識で他のことを考えてしまってることが多いのやが、
この映画はほぼそういうことが無かった。だから5点つけることにした。
しかし笑ったのが最後に現れた1人、高校時代とめっちゃそっくりやったこと。
よう似た女優見つけて来たなあと思ったら、この子だけ1人2役なのね(場)