劇場公開日 2018年8月31日

「懐しく切ないが凡作」SUNNY 強い気持ち・強い愛 あいわたさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5懐しく切ないが凡作

2018年9月23日
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鑑賞方法:映画館

音楽は懐かしいし、青春時代を懐かしむストーリーはアムラー世代でなくとも共感できる。
山本舞香や板谷由夏、池田エライザ等の女優陣の演技も良かった。

一方で、ディテールには雑さが目立つ。アル中の心が何事も無かったかのように加わり、全てを芹香が遺言で解決するラストはご都合主義過ぎてウンザリだ。探偵に「故意に身元を隠している」とまで言わしめた奈々がラストでひょっこり登場するのに至っては意味不明。(因みに現代奈々は池田エライザさんの一人二役でしょうか。あそこまで引っ張ったのだから、そこは普通、中堅実力派女優を配してもう一ネタ、でしょう?)

結局のところ、雰囲気だけしか楽しめない残念な映画だった。

あいわた