「鑑賞記録」SUNNY 強い気持ち・強い愛 ハッピー・ホーガンさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞記録
○舞台設定の日本化が上手くいってます。時代設定を1995年にしたのも良い!(相変わらずオタク描写に関しては…って感じでしたが)
○広瀬すずのコメディ演技は振り切り過ぎかなぁとも思いつつも爆笑させられました。『ちはやふる』でもお馴染みの白目演技、サイコーです。現代編は小池栄子が良かった!他メンバーに比べて一世代若い渡辺直美も大健闘でした。
・原作から減らされてる要素が結構あります。サニーのメンバーは1人完全に削られてるし、ブリタニの役所も2人のキャラクターを1つにしたため、救いのなさが増してしまったかなぁ。。あと、サニーメンバーが再会を誓うシーンは削っちゃダメだよ!それがないと芹香が心たちを助ける道理が通らない。言わなくてもわかるのが美しいとは限らない。説明不足というか、原作の描写が行き渡っていたというか。
・池田エライザは好演でしたが、ナナの現代編キャストもちゃんと用意して欲しかった!似てる似てないはともかく、それを楽しみにしていた節もあったので、エライザが再び出てきた時はガッカリ。しかもラスト過去編と現代編のキャストでダンスする場面なんて作っちゃうもんだから、エライザが2人いて踊ってる不可思議現象が発生。不自然な顔ハメ合成も萎え〜でした。
・今回の日本版を観て感動した人も、物足りなくてブーブーいってる人も、韓国版(原作)を観て欲しい!エンドロールまで楽しめる、素晴らしい映画です。
ハッピー・ホーガンさん、コメントへのお返事ありがとうございます!
私もレビューを書くにあたってオリジナル版を見返しました。
(実は、日本版を鑑賞する前にも一度見返しているので、計2回観ています(笑))
あらためて見直してみて、細部まで本当によくできた映画だなあと感心しました。
あとは他の方も指摘されていますが、韓国版は現在と過去を行き来する映像のつなぎ方がすごく巧いんですよね。
大根監督といえば、『バクマン』のエンドロールが素晴らしかったですね。
ジャンプ漫画への深いリスペクトを感じ、そこだけでも感動してしまいました。
カミツレさん
コメントありがとうございます!
日本版見た翌日に久し振りにオリジナルを見返したんです。そしたら、いい映画だなあって思って。
エンドロールに定評のある大根監督なのでどうだろうと思ってたのですが、オリジナルのエピローグ的なエンドロールはやっぱり格別ですね!
ハッピー・ホーガンさん、はじめまして。
オリジナル版との比較をされているレビューをお見かけして、うれしくなり、コメントさせていただきました。
特に日本版で残念だったポイントについて書かれている箇所に深く頷きながら、レビューを読ませていただきました。
やっぱり「サニー」メンバーが再会を誓う場面は必要ですよね。
「韓国版を観て欲しい!」という意見にも、完全に同意です。
ナミの設定を活かした見事なエンドロールで、ラストの余韻が素晴らしいですよね。