「私が主人公の物語は、まぁまぁだった。」SUNNY 強い気持ち・強い愛 くりさんの映画レビュー(感想・評価)
私が主人公の物語は、まぁまぁだった。
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昔を懐かしむ話なのかなと
単純に思って
映画館に向かいました。
たしかに、
冒頭の
回れ回れメリゴーランド~
で、
一瞬でもってかれました。
映像が生み出す空気感が
あの頃に意識を飛ばしてしまう。
オレじゃなくて、
オレら。
毎日、隣にあいつがいるのが
当たり前だった頃の
熱量と笑い声が
懐かしくて、懐かしくて。
笑いすぎて、腹筋割れてたな。
悲しくないのに、
潤んでくるのが不思議。
だけど、
回想録だけじゃないことに
途中で気づきました…
病室のベットで、
芹果が奈美に
芹果の主人公としての物語は
よかった。
あなたは?
と問う場面が印象的でした。
あの場面は、
この作品の根底に
流れる思いを強く表している
ようでした。
人は遅かれ早かれ必ず
最後の時を迎える。
どこのタイミングでもいいから
人生の終わりに、
あれが私の人生最高の時間
だったと笑って死ぬるように
今を生きろって。
そう。
懐かしむ話じゃなくて、
今をどんな風に生きるべきか
を伝えてると。
本作は、
人の絆が人生の糧となることを
真面目に伝えようとしている
ところがじわじわきます。
いろんな事情で疎遠になった人達の
笑顔を思い出す作品でした。
音楽って、記憶を呼び出す鍵
なんだなー
今年の年末は、
同窓会増えるかも。
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2018年9月3日
くりさんのレビューを読んで、またまた泣けてました。
「今をどんな風に生きるべきか」
というテーマに、私も心を掴まれます。
青春時代の絆って本当に人生の糧ですよね。
あの頃は、自分の仲間は何よりも大切で…
今はどうなのかなあ?考えてしまいました。
小室さん担当の音楽が、私の記憶を呼び出してくれて、
色んなことが頭の中をめぐりました。
韓国版は観ていないのですが、私には大切な作品です。