アバター ウェイ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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ナヴィの少女キリを演じたのは73歳のシガニー・ウィーバー
IMAXレーザー3D HFRで鑑賞。
前作は13年前に見たっきりで内容ほとんど覚えてない上に、眼鏡っ子ゆえに3Dでのメガネ・オン・メガネで192分の長尺に耐えられるか不安だったのだが、驚異的に精細でなめらかに動く映像のおかげで無事に観終えることができた。実在感がありすぎなようでいて、まったくやらないのでよくわからんけど最近のゲームっぽさも感じたり、これ映画なのだろうか?という印象すらあった。
ターミネーターとかアビスとかタイタニックとかのこれまでのキャメロン要素が色々盛り込まれているわけで、結局キャメロンはけっこう幅の狭いところ、自分が好きなものだけをとことん突き詰めてやってる監督なのだとあらためて思った。
日本の捕鯨を非難するような表現に関して炎上しているようだけど、鯨ちゃんがかわいそうだという以上に、反捕鯨では、煽られた日本国民のナショナリズムが一部の連中にいいように利用されていると思っているので、個人的には捕鯨に反対の賛成でキャメロンに一票。
十数年後のアバター3では「微笑むとほっぺたが少し凹む」キャラをぜひ出してほしい(意味不明)。
水のイメージ
海の描写が見事としか言いようがない!魅力的な生物たちの躍動感は観るものの目を奪い、水面の境目、泡の粒、水中で手話のように語る様子など、全てが美しい。
かたや、滅びゆく地球を捨て去り、移住をはじめる人類の破壊と醜さが際立つ。
原住民や野生動物を自分より格下に置いて身勝手に支配する傲慢さは、レヴィ=ストロース以前の人類の歴史を見せられているようだった。そして同時に、気色悪い旧態依然の家父長制が主人公を通して描かれていた。
保守的なイデオロギーで家族主義を語ること、家族の「絆」を強調する言説が強くなることは戦争の本質を見えなくさせる装置だ。国家のため、血縁のため、大義のため。人類は「個人」を格下に置くことで戦争に突入してきた。
人質のくだりで、スパイダーをナイフの刃で傷付けておいて、その後に誰も何のフォローもしない冷酷さ。何が一致団結だ。親のいない子どもたちを大人として守るのがそもそも族長の役目なのに。
戦争は超えてはならない一線を超えさせるということか?
パンドラ全土に広がる植物によるネットワークとされるエイワ。パンドラのあらゆる生命がアクセスし、感情を共有できる。ナヴィたちは女神と呼び、自分たちを導く存在だと考えている。
命の根源にはたらきかける母的エイワこそ、他者を支配する男性世界からの脱却を可能にするのではないか。
ジェームスキャメロンがどんな人か知らないけど、現代の映画監督として、今という時代と向き合い、自分なりの思想をどう観客に投げかけてくるのか、長そうだけど見届けたいと思う。家父長制を擁護するなら心底ガッカリ。だけど、刻々と変化する「水」をテーマにしたからには、壮大な前フリであることを期待して星4つ。
綺麗な世界
3D字幕。
邪道な見方だと思いつつ、前作を見ずに映像美目的で鑑賞。舞台は前作で森を描いたから、今回は海を描きたかったのかな?映像美は圧倒的で、途中酔いそうになり個人的にメガネを外して休憩するなどしながらも、上映時間はうんざりするほど長いとは感じなかった。ただ、最終局面の時点で映像美にある意味慣れてしまったので、なんというか勿体無いような気がした。「映像がめっちゃ凄かった!もっと観たい!」という状態で帰りたかった。
ストーリーはまあ、まあ。前作のゴタゴタを引きずってあの状況になったのは理解できるんだけど、自分が火種なのに家族を作って家族を守る家族愛がなんだって、父親の一人相撲に見える。家族なんてそんなものなんだろうか。母がつよつよなのが良かった。
全体的になんというか、映画としてというよりは、例えばゲームのドラ○エとかポケ○ンとかをやってて、新しい街に到着してその街を隅々まで回っている時のワクワク感というか、そんな種類の楽しさを感じた。映像が綺麗、に尽きるってことなのかな。
初体験でした。
IMAX3Dで観ました。
正直CG映像は前作や他の映画と比べて変化を感じませんでした。ただ、3D映像が明らかにレベル上がってたのはすぐに分かりました。奥行きのリアリティが前作や他の3D映画では感じた事ない映像でした。
まるでガラス越しにアバターの世界を観てるような不思議な感覚に陥る程リアルな3D体験でした。
内容に関しては主人公がただのナヴィ族と化してて感情移入が難しく、特に心揺さぶられる事もなく、物語の流れも終始ネガティブな印象でした。
正直内容だけで言えば前作の方が面白いと思います。
総評としては映像は革命的なだけにもったいないなぁと思った印象でした。映画館で時間が長く感じたのは久々でした。これより明らかに革新的な映像技術が上がらない限り次回作は映画館に観に行かないつもりです。
でもこのレベルの映像を作ってくれて、体験させてくれた事に感謝して星は4つにしときます。
凄い画作り
凄い!冒頭の森は一作目と変わり映えしないのかな、と思ったけど、海へ行ってからの画は特に凄い、とても自然にしか見えないのですが、これがみんなCGなんですよね。驚き。さらにメイキングを見ると、製作者側のパラノイアぶりにもっと驚き。
最後のアクションも迫力あるが、整理されていて非常に観やすい。さすがにキャメロン監督。これだけでも見る価値あり。
だけど捕鯨反対に尺を取りすぎのような。私は少し鼻につきました。
そもそも3時間超はさすがに長い。
家族が砦は良いのだけど、やっぱり周りを巻き込みすぎ。
画は凄い。
ウルティラ(Dolby Atmos)
三が日映画だなぁと思い取って置いたコレ。お正月映画でしたねー。
ジェイク夫妻の行動&言動が「戦国時代かよッ!」って感じで辟易したりもしましたが、ロアク、キリ、スパイダーのお陰で楽しく鑑賞する事が出来ました。三人とも良い子だよねぇ、ほんと。
あんなに「恥!」と息子に言うのはなんともなぁ…。自分が言われてきたから、というのはあるのだろうけれど、「少し聞いてやれよ」って思いました。まぁ、そもそもがそんな感じの脳筋ジェイクですが。
それでも3D嫌いを自負してるのに違和感ない3Dに感動したり、ずっと青い画面のわりに飽きさせない手腕に脱帽したりの3時間ではありました。
出来得る限りのハイスペックで観る必要がある作品ですが、「劇場で観る映画」を突き詰めているので、是非とも劇場で!!
鯨類を大事にしよう。捕鯨を止めよう。 海の生き物を大事にしよう。森...
鯨類を大事にしよう。捕鯨を止めよう。
海の生き物を大事にしよう。森の生き物を大事にしよう。自然を大事にしよう。環境を守ろう。
人(ナヴィ)とのコミュニケーションを大事にしよう。
という、メッセージ性のある映画でした。
それなのに、品川のアクアパークで開催された、この映画の記者会見で「捕鯨」の象徴である、囚われたイルカによるイルカショーで、日本流の「おもてなし」をしてしまった配給会社のディズニー。
キャメロン監督を罠にはめたのか?
ディズニーが無知だったのか?
キャメロン監督には大変申し訳ない気持ちで一杯です。
そして、非常に恥ずかしいです。
「反捕鯨」に反対する人も居ますが、昔と違って、鯨肉の需要は減っており、イルカ漁の許可をしている和歌山県でも、「タンパク源とされてきた。大量に流通・販売されているものではありません」とすでに過去のもののような言い方で見解しています。
では何故、大量に流通されていないのに、9月から2月までの半年間、毎日、イルカ漁を行っているのか?(毎日捕獲はしていませんが)
それは、主に中国等の水族館に、イルカショーのために生体販売するために、イルカ漁をしているからです。食肉として販売するよりも、生体販売の方が儲かるからです。結果として、生体販売のための、食肉文化を謳っているのです。
イルカ漁期の間、毎日、警官と海上保安が巡回し、和歌山県の太地町の宿に泊まり、お金を落としています。無駄に税金を費やしているのです。ですが、閉鎖された僻地の、漁港付近に赴く観光客は居ませんので、大概の人は知らないようです。
太地町の駅は電車で訪れる観光客は少ないので、無人駅ですが、立派な駅舎が立っています。そのお金、何処からやってきたの?とびっくりです。
脱線しましたが、非常にメッセージ性の強い映画でした。とても、ためになり、充実感を感じました。
遊園地のアトラクションなら良いと思う
基本的に謎です
ただただ3Dという事をしたかっただけで
話という意味では何も残りません
正直、途中から相手側の敵討みたいなノリですが
そもそも、大金を掛けても欲しかったものを
手に入れる事が大事だったはずだけど…
それは手に入れたという事なのか?
そして途中で人質を取るけど全く人質の意味なく
戦い始めるし…
そして、辻褄合わせの様にクジラみたいなのを
狩るけもその理由も急に出てくるし…
何となく捕鯨反対的な印象を出してる感じもね
とにかく、ストーリーが適当過ぎるというか
シリーズ化をしたいから小出しにした結果
こんな良く分からないものになったのでしょう
MX4Dでアトラクションとして観たら楽しいと
思いますが、純粋な映画だと思うとひたすら長く
意味の無いものになるでしょう
これは2Dの配信なんかで観たら最悪なので
観るなら良い3DかMX4Dの劇場しかないと思います
3Dという観点から観ると
違和感のない立体感と2Dと3Dのバランスが良くて
長時間でも疲れません
字幕もスクリーン面にあるので気持ち悪くなる事なく
とても良く出来てると思います
分かっては居たけど映画として観に行ってしまったので
この評価です
アトラクションです。
森→海の舞台へ!
森の神秘的な生物や風景に圧倒されたが、海も同様!
圧倒的映像美!安定してめちゃくちゃ綺麗!魅入る!
展開としては、開始早々にスピーディな展開で少し驚いたが、『家族の絆』が伝わってくるいい作品!自分を狙う悪党、家族や民を、守るための決断。海上生活を楽しく描いている。ロアクを裏?主人公としパヤカンとの友情。それぞれの思いが交錯しストーリーが進んでいく。
誰視点かでか感想が違うから語り尽くせない、、、
まぁ、ざっくり言うならスカイピープルは安定の自己中でウザイし、大佐しつけぇよ、、。俺は改心しても許さん。あとは、みんな好き!キリ好き!
次は本格的にバトルかな?楽しみ!
緑色かぁ
映画館でないと、3時間楽しめない映画です。
大スクリーンで、ドルビーサウンド・HFRの3Dで吹替えで鑑賞。
洋画は字幕派だけど、前作「アバター」で字幕が読みにくかったので、それ以降3Dでは吹替派になった。
今作は、最初から息を飲む映像の美しさ、臨場感で、すぐに映画の世界に入ることができた。
前作「アバター」は、すごく衝撃を受けた作品。
戦争映画の一面に嫌悪感があるものの、神秘的な惑星パンドラに、地球の過去を見た想いがした。
そして、遠い未来の地球の姿かもしれないとも感じた。
今作では、最初から仲の良いジェイド一家に出会える。
そこから一転、スカイピープルの追撃をかわすための海への逃避行。
相変わらず、脅威の環境適応力を発揮するジェイド一家。
いや、生物としては、ジェイドたちが普通なのかな。
人類が環境への適応力がなさすぎるのか?
戦うことを全肯定のスカイピープル、ジェイドの考えには、60代のキャメロンのアップデートできない価値観をますます感じた。
ロシアのウクライナ侵攻と重なって、前作以上に戦闘シーンは観ていてつらかった。
ジェイドは、家族を守るために戦うというけれど、そのせいで長男を失うことに自己矛盾を感じないのだろうか。
ホント、人工衛星やロケットを飛ばす前に、世界平和を実現したい。
今作は、海の世界が本当に美しくて、私も久しぶりに沖縄やオーストラリアの海を潜りたくなった。
家族愛、海の世界の美しさに3時間酔える映画で、観てよかったと心から思う。
水中映像の美しさだけ。
3D久々。絵は美しい。
アヴァターの1は観てないけど、これを観ることになってもたのでレヴューします。
確かに3時間超えでは段々おしり痛くなってきたし、隣の女性も横でソワソワしてて、エンドロール始まって真っ先に退場してました。
映像は噂通り綺麗です。
善と悪の、わかりやすい物語でした。
でも、細かい設定とか、ついていけてないので、誰かに説明できるかって言ったら、「男のしょーもないプライドで戦争になってる話」とでも言います。
アクションシーンの随所に、まるで総合格闘技のようなシーンがチラホラ。
監督が好きなのかな?
最後のタイマンの時のフィニッシュは、完全に格闘技の技です。
後半はおしりの痛みと眠気との戦いでした。
あとでアヴァター1観ます。
映画は文句なしに凄い、でも長い…
3D、迫力臨場感あった
映像が素晴らしく、映画の世界に入り込んでしまった。
話の内容は、ところどころなぜ?っていう部分や急展開でついていけない部分が多少ありました。
ですが全体的に素敵な映画でした。
誰も死ななきゃ良かったのに。
"映像は"めちゃくちゃ綺麗
1作目がめちゃくちゃよかっただけに、2作目である本作はちょっとストーリー面の悪さが出ちゃっていたかなあと思います。
自分がファミリー系の物語に全く感情移入できないのが悪い。たぶん子供産まれて親になったらわかるようになるのかもしれないけど、今の自分には、子供のためにとか、家族の絆とか、そんなに強い動機になり得るのか?と疑問しか浮かばない。
映像はとても綺麗で、3Dも全然違和感なかったし、何よりHFR(ハイフレームレート)の映像が凄すぎた。
思わず途中で3Dメガネ外して目を擦った。
「え! これすご! 滑らかに動きすぎてる…」ってなります、HFR。
ぜひ、HFR対応の映画館(IMAXやドルビーシネマなど)でご鑑賞ください。
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