「レビューの必要はない」アバター ウェイ・オブ・ウォーター aossさんの映画レビュー(感想・評価)
レビューの必要はない
映像は圧倒的に美しく、3Dの映画館でこそ真価を発揮する作品だった。しかし、ストーリーの中身はあまりにも薄い。せめて、作中に描かれる死生観から文化的な行動や施設などを通じて世界観を深めてくれれば納得できたが、結局は「意思をもった他の生物と仲良くする」という単調な構図に留まっている。様々な生態系をゼロから美しく仕上げた映像体験は素晴らしいが、作品として高く評価することはできなかった。どんなに技術があっても共感できるストーリーとキャラクターがあってこその映画だと私は思っている。
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