劇場公開日 2022年12月16日

「パンドラが舞台である意味」アバター ウェイ・オブ・ウォーター おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5パンドラが舞台である意味

2023年1月20日
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鑑賞方法:映画館

笑える

寝られる

が無い。
ホント無い。
別に舞台を地球にしても成り立つ。
ナビィ族をどこかの先住民族にして、現実の環境問題や社会問題を盛り込めばアバターの完成です。

まぁ創作物って得てしてそういうものですが、アバターは他惑星の超美麗な映像をウリにしています。
だったら地球なんてカスリもしないような絶景、文化を描くべきでした。
確かに地球上の景色ではありませんが、どこか地球的というか、地球上のどこかにありそうだと思ってしまう景色。
文化は地球上のものをちょっとイジったレベル。
……せっかくの設定が死んでいます。
地球上の景色を超絶美麗な映像でやったほうがよかったです。

また捕鯨問題を取り上げてますね。
さすが欧米的なモノの考え方ですね。
他文化を尊重しようと言ってるのに、実際は自分達の認めていない文化は唾棄すべきモノだと主張しています。
まんま侵略者の思考回路です。
つまり、アバターの侵略者は自身を投影しているというメッセージなのです。
なんと素晴らしい!!

3時間すごく苦痛でした。
二度とこのシリーズは観ない。

おじゃる