007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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新ボンドガール(ウーマン)2人は007史上最高?
新たに参加した2人の女優さんがボンドウーマンとして活躍。作品を盛り上げていました。
アナデアルマスが黒のセクシーなドレスで胸元~太ももまで見える姿で銃撃戦や格闘をするシーンは見入ってしまいました。
ボンドの後任として007となった腕が立つ若き新人007をラシャーナ・リンチが見事に演じていました。
ラシャーナがボンドをバカにしている所から始まり、共闘後にリスペクトが生まれ新旧007コンビで暴れ回るのは面白かったです。
スペクターから続投のボンドガール、レア・セドゥも良かった。
ビリー・アイリッシュ - No Time To Die という主題歌も好きです。
007への憧れは、永遠に不滅です!
コロナ禍の収束を待っての、満を持しての公開という事で、”公開を遅らせただけの事は有る凄い迫力だったなあ…”というのと、”やはりハリウッド映画とは違うなあ…とても切ない終わり方だったなあ…”というのが、観終わっての素直な感想です。
これ、ダニエル・クレイグ版のボンドが終わりという事で、又装いも新たに帰って来るという理解で、良いんですよネ?
ジェームス・ボンドの様な男性像が受け入れられ難い時代になってしまったのかなあ…とか考えたりもしたのだけれども、これだけバリューの有るコンテンツを、この世知辛い時代に映画業界が手放すともとても思えないですもんネ?
スーパーヒロインばかりがもて囃される昨今の風潮だけれども、ショーン・コネリーの時代から連綿と続く憧れの灯が、これからも観る人の心の炎を燃やし続けてくれる事を心から信じていますからネ!
単にダニエル・クレイグ版のボンドが完結したのではなく、50年以上に及ぶ007シリーズの歴史の全てを総括して終ったのです そして本作をもって、21世紀の007シリーズが新しくこれから生まれるのです
ついに公開
ヨッ、待ってました!
世界中のファンの声でしょう
前作スペクターは2015年の公開
普通007の映画は2~3年置きの公開です
ところが本作は一番最初は2019年11月の公開の予定でした
その当初予定ですら4年も間隔が開くのは珍しいことです
だからファンは、パンデミックによる公開延期の前から待ちくたびれていたし、期待と不安も膨らんでいたのです
大きなリブートになる作品は間隔が開きます
「007/カジノ・ロワイヤル」は4年、「ゴールデンアイ」は6年でした
本作は21世紀に生きるボンドとはどういうものかを、いよいよ示すべき大事な作品になるものです
ダニエル・クレイグ主演のカジノロワイヤル以降の4作品は、そこに至るための前振りの4作でひとつの作品に過ぎなかったのです
つまり本作こそリブートした007映画になるわけだったのです
この作品の成否によって、これからも金の成る木の映画シリーズ、世界一のアクション映画シリーズでいられるのかが決まるものであったのです
だから公開までの間隔が開くのも理解できます
しかしそれだけが原因では無かったのです
本作には色々とケチがついたからでもあったのでした
一部で「呪われている」と噂されたほど
ケチのつき始めは、監督解任、新監督就任のゴタゴタです
当初の監督はダニー・ボイルでした
彼は1996年の「トレインスポッティング」の監督として名を上げ、2012年のロンドンオリンピック開会式の監督を務めた程の人物です
誰もが本作の監督を担うに相応しいと思いました
しかし彼が提案した本作の原案は、シリアス性を求めていたプロデューサーのバーバラ・ブロッコリには「冗談がきつく奇抜過ぎた」ものだったようです
彼女はその案を却下、結局彼は監督を降板してしまうのです
降板というよりも、解任が真相だと思います
ボイルは「大作はもう懲り懲り」と語っています
では新監督を誰にするのか?
かねてから本シリーズを撮りたいと願っている実力のある有名監督はいます
クリストファー・ノーラン監督やドゥニ・ヴィルヌーブ監督です
前者はあまりにも冒険です
というより、007を隠れ蓑にして自分の撮りたいテーマをコッソリと仕込むやけに複雑な映画を撮ると警戒しなければなりません
後者は大作「デューン」に取り掛かっていて体が空いていなかったのでした
じっくり待つとかしている時間は有りません
その時バーバラは、熱心に売り込んでいたフクナガ監督を思い出したのでしょう
新進気鋭で近年数々の映画賞を獲得して勢いもありました
フクナガ監督は棚ぼたでお鉢が回ってきたというわけです
これが2018年8月のこと
つまり当初の公開予定の2019年11月まであと1年と少しか無い時点でのことだったのです
それで公開予定を2020年4月に延期を発表します
それでも準備期間は1年半、通常の三分の一しかない!
それも前任者の脚本は没で、フクナガ監督はいちから脚本を書き直さねばならないのです
「創造性に関する方向性の相違」とはそういうことです
ただボイル監督のあるアイデアだけは新脚本に活かされたそうです
以前から情報が漏れでていた黒人女性の007がそれであったのだ思われます
次についたケチはアクシデントです
撮影前半の2019年5月、肝心のボンド役のダニエル・クレイグが大傷をして撮影から一時離脱したのです
緊急事態発生では、撮影スケジュールを組み替えるしかありません
脚本がまだ出来ていないシーンでも先に撮るしかないのです
プロットはできていても台詞まで脚本が完成していない
準備できているセットはMのオフィスだけ
そんな状況で監督と俳優達は現場で力を合わせて、未完成の脚本で撮影を進めたというのです
多くの台詞はアドリブといいます
はっきりいって修羅場です
それでもフクナガ新監督のもと、2019年10月に遂にクランクアップさせたのです
それでこれだけのクォリティーの作品なのですから、監督の手腕は恐るべきものです
そして俳優陣や現場スタッフ達の実力の高さでしょう
そこへトドメのケチが襲いかかりました
編集も終わり、あとは2020年4月の公開を待つばかりとなったのに、今度はご存知の通りコロナウイルスのパンデミック!
公開延期すること3度
既に当初の公開予定2019年11月は、正式に2020年4月と発表されていました
それをパンデミックにより11月に延期します
それから更に翌2021年4月へ延期
それも無理となり2021年10月に延期になっていたのです
そうして都合4度の延期の末、ようやくのこと公開されたのです!
本作を観るために、コロナパンデミックの後、久し振りに映画館に足を運んだという人も多いと聞きます
みんな待ちくたびれていたのです
ですが、公開された内容は観ての通り期待を裏切らない最高の出来映えでした
観る前までの不安は雲散霧消しました
感動でいくら激賞しても足らないほどの出来映えだったのです!
世界中のファンも、フカナガ監督を選んだバーバラも大満足しているはずです
物語、アクション、撮影、演技、ロケ地、演出
どれもこれも最高です
新しい時代に合わせるということは、なにもポリコレを前面に押し出すという意味ではないはずです
そういう変わりゆく時代性を反映しつつも、伝統は継承され大事に残されるべきなのです
それがバーバラとボイル前任監督との「創造性に関する方向性の相違」なのだと思います
ダニエル・クレイグ版のジェームズ・ボンドは、こうして完成しました
過去の4作品と本作を合わせて、21世紀に生きている007とはこういう男であると世界中の誰もが実感できる人物像が完成したのです
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドが提示した21世紀に実在する007は、本当にこの世界で活躍しているのだと想像できるものです
そして観終わった時、シリーズが完結してしまったという感があります
単にダニエル・クレイグ版のボンドが完結したのではなく、50年以上に及ぶ007シリーズの歴史の全てを総括して終わったと思わせるのです
しかし本作をもって、21世紀の007シリーズが新しくこれから生まれるのです
黒人女性の00ナンバー、仕事だけの関係のボンドガール、マニーペニーも、Qも、Mも何もかも21世紀に存在するならこうであろう形に刷新されました
敵すらもそうです
スペクターは亡霊のように消え去り、今までの財や権力を求めるだけのものではなくなりました
得体の知れない欧米社会とは異なる価値観の存在
取引も交渉も出来ない非対称な敵なのです
欧米の人間だけでなく、中東やアジアの人間も主要なプレイヤーとなって多極化した世界
欧米社会の約束事だけでない考え方で物事が進行する相対化された世界
誰も本当になるとは思っていなかったブリグジット、深まる中国との新冷戦、アフガンからの逃走にもにた撤退
そしてパンデミック以後の世界
いよいよ21世紀は混迷を深めてきました
前世紀とは全く違う世界です
なんでもあり、やったもの勝ちの世界なのかも知れません
ダニエル・クレイグ版の本作を含む5作品を土台にして、21世紀の007シリーズがこれから始まることが可能になったのです
エンドロールの最後のテロップ
「James Bond will Return」の意味はそういうことなのです
ダニエル・クレイグ版以降のジェームズ・ボンドとはどんな人物像なのでしょうか?
1990年頃の生まれ
つまり冷戦を知らない世代
10歳頃、911に強い衝撃を受け、テロ戦争の中で大人になり、2015年頃MI6に入った男
ブリグジット後の英国、中国との新冷戦どころか戦争の危機、香港や台湾の運命、パンデミックとその後、気候変動の激化と世界政治への影響
アフガン撤退とその前後
前世紀の物事がおとぎ話の世界のように思えるほど
そんな21世紀を揺るがすような物事の裏で、いま現在活躍している男です
21世紀がこれこらどうなっていくのか?
ミッションインポッシブルシリーズ、ボーンシリーズなど競合シリーズは数あれど、そういった事までを提示する映画は他にはありません
そしてそれができるのは007シリーズだけであることを本作が証明したのだと思います
全く新しい007シリーズはこれから始動します
大きなリブートになるはずです
ジェームズ・ボンド役もこれから決まっていくでしょう
監督は誰になるでしょうか?
恐らく公開まで4~5年はかかるはずです
2025年頃、新しいジェームズ・ボンドは帰ってくるはずです!
ボンドシリーズにはダニエル・クレイグ版から入った者としては、シリー...
やっぱりかっこいい、そして寂しい
バットエンドだが良い
映画が始まってから、女王陛下の007で使用された、ルイ・アームストロングの曲のBGMが流れたので、あれ?と思いましたが、まさかラストはそうなりましたか。
女王陛下の007以来のバットエンディングに驚きましたが、この終わり方も有りと感じました。
ダニエル・ボンドは、新しいボンド像を立てた、良シリーズだと思います。
次のボンド役は、ダニエル・ボンドのハードルを超えるのが大変ですね。
さて本作品ですが、前作に続き、スペクターの印象が弱いのが残念です(涙)。
それに、ラミ・マレックが演じるサフィンがイマイチ。
私の案としては、堕落したスペクターの幹部達を滅ぼすのであれば、サフィンはスペクターの影の部隊、No.0とでも設定した方が良かったと思います。
やはり、007には強い敵が必要です。
もうDaniel Craig以外考えられない
鼻水女優
アナデ アルマス、レアセドゥ目当てですよ。
初めて007を見たのは子供の頃TVで「金指」ショーンコネリーで、
ちゃんと映画館で自分の意志で見たのは「黄金銃」ロジャームーアなんだが、個人的にNo.1 ボンドはダニエルクレイグである。そして彼のラストボンド。
北海道で英語教えながらスノボやってた日系の監督である事も興味を引いた。
ダニエルクレイグも脚本に多少絡んでいるというインタビューを見てたから、ある意味予想通りのフィニッシュを決めてくれた。「帰る場所を作りたかった」「女性の007はないよww」と言ってた意味もわかった。
ストーリー、兵器のトンデモ感を語ってもマーベル同様野暮なんでやめとく。
アナは可愛いくて初々しいがボンドに「本当に3週間のトレーニング?」と言わしめた妙に肝の座った新米初仕事エージェント役で出番は少ないが良いパフォーマンスであった。
レアセドゥはすきっ歯で透明感、存在感がある不思議女優。似た感じだと個人的にはキルスティンダンストが近いかなぁ、、。
今回は惜しみなく鼻水をたらしての熱演でボンドの家形成を支えてくれた。
拍手。
スカイフォールが好きでした
IMAXでお見送り。オープニングからタイトルロールまで、たっぷりIMAX撮影なので、出来うる限り推奨でございます。
気持ちとしては☆5です。今回のシリーズは好きでしたし、過去作のオマージュもふんだんに散りばめられた作りには終始ニンマリでしたしね。もう一人の00No.の扱いとサフィンさえビシッと決まって居れば。正直なとこ、終盤のあるシーンでポカーンとしてしまいまして。まぁ、中盤でも上の空で曖昧なとこもあるので大きな口を叩けませんが(すみません)、「え?どーしたの??」って思っちゃいました。00No.は置いておけても、ね。あーそうだ。パロマももうちょっと良さげなキャラにして欲しかった。最高のビジュアルだったのに…。
それでも、ワクワクはしたし「お疲れ様!」の気持ちは昇華出来たので良し、です。そして、私の好きな007シリーズはピアースブロスナンです(蛇足)。
やはり007
ダニエルよ永遠に
いや〜面白かった。かなり長かったのだが中弛みすることなくずっと緊張感を保っていたので終わった後は喪失感と疲れがどっと出ました。
エンドロールはぼんやり眺めていました。
実はダニエル版007しか見た事なかったんですよね。
007ってどうにもお堅いイメージがあって敬遠してましたがダニエルがボンドやるって事で見たのがはじまりでした。
カッコいい生き様を見させていただきました。
さすがに老齢でレアセドゥとの恋模様も年の差を感じさせられたのでいい引き際だったと思います。
アナデアルマスはすごい綺麗だね、男性諸君はずっとエロ目線で見てたはずです笑
しかし今作不満がないわけじゃないんだよね、せっかくのラミマレックが怪演してる悪役も消化不良で思ったより小物で終わったのが残念。象徴の能面ももっといかしてくれればな。
まああれ以上しゃしゃりでてもって感じもあるからよいのかな?
余談ですが、上映中ラミとの一騎打ち中震度5弱の地震で中断。
続きは気になるわ、周りはプチパニックだわで印象深い上映となりました。
クレイグ氏本当にお疲れ様でした!!
先日、IMAXで鑑賞して来ました!!
もう内容どうこうより、細けぇこたぁーいいんだよ!って気持ちでした。
ボンドは、歳を召しても色気ムンムンで、アクションも相変わらずで良かったです。(ドライマティーニが最早前戯!銃器の扱いの艶っぽさよ)
マドレーヌは、なんなんだ!!あの肉感は!(色気が暴走した本田翼!)
パロマ〜、どんだけキュートなんだ!!蹴り殺してくれ!!
Q!老けたなー!そうだよな、15年だもんな!ユーモアのある掛け合い良かったぞ!
だが、字幕翻訳テメェはダメだ!!何だろうか、多分英国ジョーク的な物言いが上手く伝えれていない様な気が…。終盤の「錆びたロシア語〜」のセリフは全く意味不明でポカーンでした。(終盤のテンポに全く合ってないし、語彙のセンスが)私自身、英語は大して分かるわけではないですが、演技の雰囲気で分かるいいますか…吹き替えの方が良いのか…
是非、有終の美をご覧になって下さい。(IMAXが激オススメです!)
前半ノン・ストップ!後半、急ブレーキ!
前半は正にノン・ストップ!アクションの連続で
観る者を飽きさせない!
しかし後半、急にブレーキがかかる!
話がダラダラと進み、寝不足も手伝って睡魔が襲い、
頑張って観ていようとしたが、いつの間にか寝てしまい、
席を一つ空けて座っていたカップルの厳つくて怖いお兄ちゃんに、
脛を足で蹴られ、「てめえ、さっきからうるせぇんだよ!」と、
脅されて起こされた(苦笑)ので寝ていた時間は幸い5~6分位で済んだ。
おかげで怖くて目がさっぱり覚めた(笑)
しかしいくら何でも後半グダグダ過ぎない??
少なくとも俺には退屈でしょうがなかった。
今回のボンド・ガールはシリーズ史上、最悪かも?とにかく地味。
全く魅力を感じませんでした。
前半最後に出たCIAの女の方が余程チャーミングで魅力的!
何故、彼女をボンド・ガールにしなかったのか不満!
敵のボスもキャラ的にかなり弱く、サブ・ボスの印象の方が強い。
ラミ・マレックが可哀想。
寧ろサブ・ボス役をやった方がよかったのでは?
前作で辞任したのに、いとも簡単に復帰できちゃうし、
007の称号も取り戻すし・・・そんなに軽い組織なの??
終わり方も「アヴェンジャーズ/エンド・ゲーム」を
完全に意識してるし(特に日本人はこういう自己犠牲的なの好きだし)
前作90点 後半30点 といった感じです。
映画より、怖いお兄ちゃんに、
脛を足で蹴られ、脅されて起こされた事の方が
ショックでトラウマになりました(苦笑)
この映画観る度に思い出しそう(笑)
スーツ少なめ
面白さは歴代作品に引けを取らない
本作品には全編を通じてどこか物悲しい雰囲気が漂っている。監督が違うからなのか、ダニエル・クレイグの持つ雰囲気なのか、よくわからない。ショーン・コネリーやロジャー・ムーアのすっとぼけた女好きの中年男が、格好をつけながらも、その一方でスパイとしての凄腕を発揮するというお気軽なストーリーで、いつもハッピーエンドが待っていた。
しかし本作品のジェームズ・ボンドは、気障なシーンも気取って女を口説くシーンもなく、悲壮感さえ感じさせる。唯一、以前のボンドのようだったのが、アナ・デ・アルマスとのシーンだ。ダニエル・クレイグの前作「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」で共演した美女である。ジェームズはアクションシーンをスマートにこなし、とても楽しそうだった。ダニエル・クレイグがアナ・デ・アルマスを大好きなのは間違いないと思う。しかし当方は芸能記者ではないのでそれ以上は追及しない。
ストーリーは多少強引なところもあるが、よく考えれば一本道である。次がどうなるのかが割とわかりやすくて、我ながらのめり込んで鑑賞した。ラストになって、あれ、もう終わり?と思ったほどだ。まったく長さを感じなかった。なんだかんだいっても007である。面白さは歴代作品に引けを取らない。それに本作品は物悲しさという点で異色である。オンリーワンのジェームズ・ボンドが完成したと思う。ダニエル・クレイグは見事だった。
すでにクレイグ=ボンド ロス。。
オープニングシークエンスは前作『007 スペクター』で00(ダブルオー)部門を辞しMI6から退任したボンドが、新しい生活の前に過去を清算するためイタリアのマテーラへ、ヴェスパー(エヴァ・グリーン)の墓を訪れるところから事態が動き出します。今回のアヴァン・タイトルもいい感じのスタートです。
そして、今回のオープニング曲はビリー・アイリッシュ。映画館に行く日の朝から、繰り返し聴いてましたが、やはりこの決まりのパターンからの主題歌は一味違います。
ここからは「観てのお楽しみ」と言うことにさせていただきますが、私の感想の結論としては、、、
単独作品としては、(個人的)シリーズ最高傑作『007 スカイフォール』にはには劣るかもしれませんが、ダニエル・クレイグのボンド・シリーズの集大成として感動もあり、見応え十分。大変満足です。
中身に関しては、過去において「ボンドガール」という言われ方をしていた女性出演者達がとても素晴らしいです。
スペクターから引き続き出演のマドレーヌ役レア・セドゥは勿論、MI6の”新メンバー”であるノーミ役ラシャーナ・リンチと、CIAエージェントのパロマ役アナ・デ・アルマスはアクションもさながらとても魅力的なキャラクターとなっています。
そして、言わずもがなのダニエル・クレイグ。かっこよかった。。スペクター直後には一部のメディアで「役を退くのでは」という話も出ましたが、「クレイグ=ボンド5部作」をきっちり締めくくってくれました。ダニエルよ、ありがとう。
もし『ノー・タイム・トゥー・ダイ』を観終わった方のなかで、Amazonプライム会員の方には是非、ドキュメンタリー作品『ジェームズ・ボンドとして』の鑑賞をお勧めします。
パロマの映画
ヒーローは不死身(笑)
全526件中、281~300件目を表示