「Yahooニュースで次期ボンド候補の話題があったので」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ マ王さんの映画レビュー(感想・評価)
Yahooニュースで次期ボンド候補の話題があったので
先週の話になるがアマプラを覗いてみると「007〜」のシリーズが見放題から外れるという告知!
驚きのマ王が選択したのは『せめてダニエル・グレイグのシリーズだけでも』という苦肉の策😫
そんなこんなで先週末から今週までかけて「〜カジノ・ロワイヤル」「〜慰めの報酬」「〜スカイフォール」「〜スペクター」と本作の5本を纏めて観直しました✨←無駄金遣いたく無いのでU-NEXTも利用しつつ
そりゃ寝坊も増えるわな💦
今更になって「007〜」のシリーズをどうこう評価はしないけど、マ王にとって007は「〜私を愛したスパイ」から続く洋画の寅さんであり新作が公開される度にせっせと映画館に出向いたもんだ😁
スパイアクション映画としては正直古さは感じるけど(だって寅さんだもん)「ミッション・インポッシブル」とは違うスタイリッシュさがマ王は好きなのね☺️
定番のオープニングを観たり定番のセリフを聞いたり有名なテーマが流れてくると何故かワクワクと安心が綯い交ぜになって押し寄せてくる😆
マ王は“007を観に来てる”という固定の感覚があるのだよ😅
ついでと言っては何だが「〜ノー・タイム・トゥ・ダイ」を含めダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドのシリーズを纏めてレビューしてます😐
また今回のレビューはマ王には珍しくネタバレ含んだモノとなってますし、少々の考察も入れた内容になってます✋
まだ観てないとか007は観た事無い、という方々は鑑賞後に読んで下さいな😘
さて「〜カジノ・ロワイヤル」では敵のお金をポーカーで巻き上げるも最終的に愛する女性ヴェスパーを失ってしまったボンドは「〜慰めの報酬」ではヤケ気味になって仕事に復讐という私情を持ち込んでしまう😑
擦った揉んだの末に復讐を果たしたかに思えたボンド、しかし真の敵は別に存在しており(この辺が「〜スカイフォール」)最終的な悪の巨大組織スペクターに辿り着きボスを逮捕するというのが「〜カジノ・ロワイヤル」から「〜スペクター」までの流れ🌀←割とザックリしたネタバレだけど以降はガチのネタバレ
ここまでで愛する者を失い「〜スカイフォール」では上司Mまで殺され、我らがジェームズ・ボンドは敵に多くを奪われます🥲
しかし「〜スペクター」ではマドレーヌという女性に出会う事により、毎度のボンドならラスボス殺しちゃうトコを怨敵ブロフェルドは逮捕という流れの結末ですし、ボンドとマドレーヌは2人で仲良さげに去ってゆくというエンディングになってます😁
思ったのは「〜スペクター」のラストを観る限りダニエル・グレイグ版の007は終了してる感じがするのよ🤔
実際、ダニエル・クレイグ本人も体力の限界があったとかで次作は出演するつもりは無かったらしい😬
故に「〜ノー・タイム・トゥ・ダイ」はダニエル・クレイグ版のオマケ的な映画であり更にはダニエル自身の次作出演を完全に無くす映画という形を取ったんだと思う😶
今作の内容は初観の時は正直驚きが多くてストーリーに集中出来なかったのがある🫤
ボンドガールのマドレーヌが連続出演、女007の登場、CIAのフィリップスの死、いやいやまだまだ007の子供まで登場して、007としてではなく一人の男ジェームズ・ボンドとして描かれていたトコは面白い🥸
そもそもダニエル版のボンドは最初から人間臭が甚だしかった(5作通して観ると良く判る)ポーカーでは一度大負けして冷静さを失ってたし、仕事と復讐を混同してて長いコト暴走してたし、何より愛する(愛した)女性への依存が顕著に見られた(ヴェスパーとマドレーヌ以外のボンドガールへの扱いが雑)
んで依存し過ぎてるのを逆手に取られて形勢が不利になる場面もあったりでスパイというよりも「ミッション・インポッシブル」のイーサン・ハントの仲間第一主義に引っ張られている感が否めないような気が😅←だから仲間を次々殺して区別してたのか?
更には更に!
今作では不死身のハズのジェームズ・ボンドがラストで派手に死にます☠️
どんな状況からも生きて戻ってきたボンド(「〜ムーンレイカー」では宇宙から生還するだけじゃ飽き足らずボンドガールと無重力SEXまで楽しむ余裕)
そんな絶対不死の吸血鬼地味た007が死ぬなんてマ王は思ってもいなかったのでラストで物語が全部飛ぶくらいの衝撃だったんだわ💥←言い訳には持ってこい
さて今回の殉職というオチにより今後の007シリーズは油断出来なくなった😥
かのイーサン・ハントも最新作「ミッション・インポッシブル ファイナル・レコニング」では死にそうな予感もするし世の有名スパイの死にオチが増えそうな感じがしてならない🤔
要は007の今作は007シリーズのみならずスパイ映画の禁じ手だったワケである🤬
過去のボンド俳優のように颯爽と去ってくれれば良かったのに余程ダニエル・クレイグは007には出演したく無かったと伺える←禿頭の進行で辞めたティモシー・ダルトンに失礼だ
まぁどんな終わり方でも鑑賞者はクレームなんて付けれないのが映画なんだけど、ジェームズ・ボンドだけは死なないでほしかったのが素直な感想です🥲
それでもダニエル・グレイグ版の007は5作の連作という初の試みだけは成功したと考えてます✨
通して観ると(まぁ今週だけは寝坊が多かったけど)物語が繋がってるのはスパイ叙事詩的な発想だと思え、一人のスパイの成長を描き切ろうとしている部分を感じたんだが考え過ぎだろうか?
暇な方がいるなら通して観た感想を聞きたいとも思うマ王でした😆
いや、マ王も流石に草臥れましたわ⤵️