「切ない」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ しげぼんさんの映画レビュー(感想・評価)
切ない
007シリーズって、どっちかと言うと
痛快娯楽アクションって感じで
エンディングは必ずボンドと美人のベッドシーンで
終わるってパターンだったと思う。
それはそれで勧善懲悪な作品で見終わって
スッキリしたって感じだったが
ダニエルクレイグの007シリーズは1作完結じゃなく
ずっとストーリーとして続いていて今回の作品は
完全に前回の「スペクター」の続編。
ダニエルクレイグのボンド作品は周りの大切な人が
どんどんいなくなり切なく重苦しい。
逆にその悲哀さがボンドのカッコ良さを引き立ててる。
70年代、80年代のようにはっきりとした敵国があった
時代と違い敵が何か脅威が何か分からないこの時代
ジェームズボンド像も変わっていくんでしょうね。
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