「クレイグボンド5部作完結」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ sum13zさんの映画レビュー(感想・評価)
クレイグボンド5部作完結
007はそんなに好きではなく昔のやつはちゃんと観た事が無いがカジノロワイヤルがあまりにも面白かったのでそこからは全部観てる。
一見さんお断りかつダニエル・クレイグ卒業式なので予習は必須だ。
序盤のスーパーアクション連打から、え?まじ?まさか?
あー、やっぱりそうなるの?
という悲しいハッピーエンドまでシリーズ最長の上映時間があっと言う間に過ぎてしまった。
どこか悲壮感漂う重い展開の中、そのキャラクターと美しさで鮮烈なインパクトを残したパロマ役のアナ・デ・アルマスが素晴らしかった。
今回のヴィランであるサフィンは少しショボかったな。
クレイグボンドシリーズの特徴として全体的にヴィランがショボいよね。強敵!って感じがしたのはスカイフォールのシルバとブロフェルドだけ。
タイトルの意味はボンドの引退生活にかけて死んでるヒマはない、だと思ってたが正しくは「死に時ではない」でした。
ボンドと関わる人皆死んじゃうけど最後は愛する人を救って自ら「TIME TO DIE」を決めるという流れは深いと思った。
今回は3点。アナ・デ・アルマスでプラス1点、アストンマーティンのドーナツターンガトリング斉射でプラス1点。
最後はMCUみたいにボンドは帰ってくると予告あり。
ただあのラストからのJAMES BOND WILL RETURNは
個人的にはサムいというか興醒めだと思った。
そしてまだ次期ボンドも決まってないのに😅
今晩は。
私も、「カジノ・ロワイヤル」で007に嵌った者です。(だって、年代的に無理ですから・・、ショーン・コネリー版は・・)
ダニエル・ボンドシリーズはご存じの通り、それまでの無敵のボンドから、人間味溢れ、悩める、そして時に激しい恋に落ちる姿が、素晴らしいと思います。
今作は、イロイロと突っ込みどころはありましたが、ラストシーンでの全てから解放され、愛する二人を救った満足感に溢れるボンドの姿が、忘れられません。では。