「映画の中の映画❗️を堪能すべし‼️」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
映画の中の映画❗️を堪能すべし‼️
コロナ前に買っておいたムビチケの最後の一枚がやっと使えました‼️
因みに、その前の一枚は、劇場上映が幻となってしまった『ムーラン』です。
2年近く財布の中にあったので、クレジットカードの出し入れなどで出来た引っ掻き傷が結構あって、まるで序盤のアクションを終えた後のジェームス・ダニエル・ボンドのようです。
ムビチケの表に印刷された公開日は2020.4.20。
2021年開催でも、TOKYO 2020。
2021年公開でも、007 2020。
そう記憶することになりそうです。
ダニエル・クレイグのシリーズは、女たらしのイケメンスパイ、という軽やかなアクションではなく、悲しい性(さが)のつきまとう重厚なヒューマンドラマ。
ラスト、ブルーの瞳がアップになった1秒か2秒で、遂に落涙。あー、これが最後なのか…
軽やかなスパイアクションの好敵手としての役割は今や『ワイルド・スピード』のシャーリーズ・セロン様にお株を奪われた、というか、私が引き受けたのでご安心を、という感じですね。
でも、とても好きなシリーズ。
エバ・グリーンを『約束の宇宙』など他の映画で見ていても、車椅子に乗ったボンドを看護している姿が浮かんできたりします。それだけこのシリーズでの印象が強いのです。
そして、このシリーズはロケ地の選定や画面の切り取り方が上手いので、アクションそのものよりも、風景で記憶しているシーンが多いのも特徴的です。
今回もイタリアのマテラは言うまでもなく、ジオラマで作ったのかと思うほど曲線と傾斜が見事な車道がありました(ノルウェーとか北欧のどこか?)。
わずか3時間弱という時間で、こんなに世界のあちこちに連れて行ってくれて、ハラハラドキドキの体験と予想外の感動で泣かしてくれる‼️
〝映画館で映画を見ること〟の素晴らしさを緊急事態宣言解除と同時に再認識させてくれる最高の映画だと思います。
余談ですが、ミッドタウン日比谷のイベント広場では、今、映画に出てくるアストンマーチンやジャガーランドローバーやタキシードなどが展示されてるので、東京近郊の方は、日比谷まで足を伸ばしての鑑賞もなかなか良いです。
美紅さま
いつもありがとうございます。
これもそうですが、隠し砦の三悪人も2時間半。
最近、自分で耐久レースに参加してるみたいです。体力はどんどん衰えているのに…
ぞうなんです!ショシャナ、さようなら!とフランス語で叫ぶのは、ナチ将校役のクリストフ・ヴァルツです!そして匿っていた側の家族の一番小さい娘がまだ幼いレア・セドゥなんです❗️