「完結!」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
完結!
待ちに待ちに待ちに待った本作をさっそくIMAXレイトショーにて。
ダニクレボンド以外のシリーズ作にはほとんど興味がないのですが、ダニクレボンド・ファンとしては…
大満足!です!
ダニクレボンドの特徴は、カジノロワイヤルからキチンと物語が繋がっているところですが、スカイフォールで一度終わったシリーズに、以前のシリーズ作的に付け加えてしまったスペクターをちゃんと回収して、ダニクレボンドとしての物語を終わらせているのがまず素晴らしい!
それに撮影が良くて、非っ常〜に細かいところまで行き届いている。あるシーンでボンドの肩口を弾がかすめて上着の繊維がビッ!と立ったところなど溜息が出ました…
あれ、テレビでは気付けないかも…
そしてシリーズ的に、ヴェスパー(エヴァ・グリーン)、M(ジュディ・デンチ)、マドレーヌ(レア・セドゥ)と物語上の必然性を持ったボンドガールが設定されているのが良かったのですが、本作のボンドガールのアナ・デ・アルマスが良い!あの陽性のボンドガールは、ただ登場してボンドと寝るだけのボンドガールに代わり、今後の基準になるのではないでしょうか。
とにかく、このクオリティでシリーズを終わらせてくれたジョージ・キャリー・フクナガとシリーズ中興の祖サム・メンデスには感謝しかないですし、ダニエル・クレイグにはお疲れさまと言いたいですね。
あと2回は最低でも劇場で観たい…
もう一度言いますが、大満足です!
あ、ただね、ただ一つ、文句があります。
字幕のなっち、いくらなんでもありゃねぇだろ…
もう変わらないだろうから、ソフト出すときには修正お願いします…