劇場公開日 2018年5月18日

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「原作者とキャラクターに謝ってほしい」ピーターラビット まるこさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5原作者とキャラクターに謝ってほしい

2019年2月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

これをピーターラビットでやる必要があったのか?
監督の指示でも周りやキャストは何か違和感を覚えなかったのか?
キャラクターのイメージに合わない話、演出。残酷な描写。原作者やこれまでピーターラビットを愛してきたファンに悪いとは思わなかったのか不思議でならない。
なに一つとしていいと思えなかった。

アレルギー問題についても、面白おかしく軽率な描写をしておきながら謝罪のひとつで公開に踏み切ったことから、まず撮影の段階で誰も異議を唱えなかったのかとレベルの低い人間が集まったことがわかる。
家族にも知人にも誰もアレルギーの人がいなかったのか、いじめを誘発、もしくは加担してきた人たちばかりなのだろうか。
この内容で笑うような低俗な人間にはなりたくないし、そんな人たちとも関わりたくはない。

この描写を抜きにしても、パッケージからなにからピーターラビットは悪意のある笑みを浮かべていて可愛さはない。そもそも「ネザーランドドワーフ」であるということを分かっていない。

ここまで不愉快にさせられる作品も珍しい。制作に関わった人間だけでなく、これがレンタル履歴に残ることやこんな作品に時間を割いてしまったことは人生の恥だと思った。

まるこ