「殺陣がイマイチかと。」悪女 AKUJO くりぼーさんの映画レビュー(感想・評価)
殺陣がイマイチかと。
冒頭のアクションはFPS アクションといえば聞こえがいいのでしょうが、狭い通路で目の前の敵を倒す(その間背後の敵は待っていてくれる)の繰り返しで、ゲーム的な雰囲気はあるものの殺陣としてはテレビの時代劇のものの方がよほど洗練されていると感じた。実写のアクションで主人公が棒立ちというのは違和感が半端ではない。また、ブレアウィッチプロジェクト以来の画面酔いもして吐きそうになった。ストーリーがまた中途半端な深みを出そうとしたのか、説明不足で意味不明な過去の因縁やストーカーにほだされる主人公など感情移入できず。変に深みを出そうと欲張らなければアクション映画としてもう少し楽しめたと思う。
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