「秘めたる醜さ」怪怪怪怪物! 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
秘めたる醜さ
いじめられっ子といじめっ子3人が老人宅で人喰い怪物に遭遇。1匹を確保し、人体実験を始めるが、、、。
まず、まともな人間が出てこないし、怪物を利用し更に人間の醜さを胸糞悪く演出。
怪物が時には善に見えてくる。
話が進むにつれ、怪物を虐めるジョーカー顔のシーンや、スイカジュースとバス襲撃シーンなんて、褒め言葉にしていいのか分からないが、監督の素晴らしいホラーセンスを垣間見れた。
最後も見事なセンスで終了。
別映画「告白」のセンスに似たものを感じた。
序盤の台湾らしい汚い場所の老人ホームみたいなとっつき難さシーンがもっとセンス良ければなぁ。
怖いと言うかは胸糞悪い作品ではあるが、こんな作品もありっちゃ有りだと思いました。
レビュアーが少ないのが勿体ない位です。
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