「『誰の心が怖いの?どの男が怖いの?』」聖なる泉の少女 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『誰の心が怖いの?どの男が怖いの?』
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少女の前で先生が
『進歩は近代化の推進。人間は進歩のおかげで幸福に見える。しかし、物資と精神が時を併せて発展した時だけである』
まさか、ヨシフ・スターリンの言葉?
兄弟は男3人と末娘。
一人がキリスト教東方正教会でイスラム教(若しくはユダヤ教)で先生は唯物論者。そして、老人は火を扱う宗教つまり、ゾロアスター教!まさかね。
叙情的でタルコフスキーを彷彿させる綺麗な映像だと僕も感じる。しかし、
ヨシフ・スターリンの故郷のお話。言うまでもなく、ソ連時代に彼は『ホロドモール』と言うウクライナ飢饉を引き起こし、ユダヤ系のボリシェヴィキを粛清した独裁者と解釈されている。
つまり、この地は常に争いの絶えない多民族の交差点の様な国である。
それをうまく表現していると感じた。
因みに、宗教的には争いのない国で、信教の自由をかかげた民主的な国である。勿論、隣国とは争いが絶えないが。
我が親父はヘラブナ釣りの名人だが、親父曰く『魚は素手で触るな!火傷して寿命が縮まる!』
ウユニ湖?
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