負け犬の美学のレビュー・感想・評価
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邦題はどうなんでしょう?
只々ボクシングが好きなダメ親父の話。 ダメ親父が最後に蜂に憧れてやる不恰好なボクシングが恰好悪いけど、最高に恰好良い! そこに胸が熱くなるし、涙が湧いてくる作品
パパは負け犬チャンピオン
…みたいな内容だけど、お話し自体は盛り上がりもなく、すごーく淡々と進むので、寝落ちダウンしそうになります。チャンピオンやスパー仲間、トレーナーのじーさんとかいいキャラなんで、もうちょい掘り下げても良かったかな?でも、父娘の会話はなんともホッコリします。
持っているモノ
50戦で引退すると決めている13勝3分33敗の45歳のボクサーの話。 嫁と二人の子供がいて、当然ながらボクシングだけでは食べて行けない主人公。 皮算用とハッタリで序盤は良い印象を受けなかったけれど、体を張って自分に出来ることを愚直に続ける主人公が格好良くて、最後は胸が熱くなった。
何故ボクシングをするのか…
2017 TIFF competition ボクサーの強さよりも弱さの方に重きを置いた作品。負けの方が圧倒的に多いボクサーがメインとなっているところが、何気に斬新。 弱いボクサーが負け続けても何故にボクシングを続けてきたのかということを、丁寧にじっくりと見せてくれて、非常に感動してしまった。 本当の元世界王者ムバイエとアマチュアボクサーでもあるというマチュー・カソビッツのファイトシーンは非常にリアリティがあって、終始画面に引きつけられた。 作品前半において金もないのに娘のためにピアノを買おうとする弱っちぃボクサーに苦笑してみたりするのだけれど、後々それが肝だったりして、シンプルな展開ながらも丁寧な演出を垣間見た。 思っていたよりも遙かに素晴らしい作品だった。
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