パンとバスと2度目のハツコイのレビュー・感想・評価
全50件中、21~40件目を表示
妹との絡みがいい
ずっと追いかけてほしい。
乃木坂映画でこれやっちゃうか!
めっちゃ良かった。ロメールの映画みたいだった。ヨーロピアンなタッチで恋愛映画、しかもそれが乃木坂映画とは。ある意味エポック。
深川麻衣がかわいい。彼女の控え目に移り変わる表情を追いかけているだけで映画的な悦びを感じる事が出来る。
尋ねて来る妹の存在がなにげに物語の補助線として重要に思えた。妹は姉(深川麻衣)の事を知りたいと彼女をモデルに油絵を描きはじめるが、これは彼女を見つめ続けるというこの映画の構造そのものだ。彼女が抱える痛みなのか、それは気分程度のものなのかは輪郭としてぼかされてはいるが、とにかく彼女のこの日々を見つめ続ける事を妹と共有する仕掛けになっている。
久しぶりにミニマムで豊穣な映画体験だった。本家ロメール映画を見返したい。
不思議な空気が生み出す余韻、今泉マジックの心地よさ
難しく感じた。この作品の軸や監督が伝えたかったメッセージを100%...
あの時はそれがベストだと思った
深川麻衣トークショー付き上映
2月上映作品のためか今(7/1)近くでやってる映画館がないので遠出、(なかなかのロングラン作品)
ファーストデー割引き目当てで元々ここで映画を見る予定が、
前日になんと本人のトークショー付き上映がその日にあるって知り、チケット取ってみたら取れてしまった。
トークショーからの上映なので、ネタバレしないようにヒント的なトーク。
午前の部は上映後のトークショーなので、具体的なシーンの撮影時の心境なんて話してたらしい。
そっちの方が、答え合わせ的な面白さも楽しめた気が。(どっちが正解かわからんが。)
で、映画として、
好きとはなんだろう・・・って投げかけの映画かな。
パン屋とバス屋のハツコイの再確認映画か。
何気ない日常の切り取りを映画にもっていったのはなかなか。。
姉妹の何気ないシーンも可愛かった。
本人のトークショー付きで観れたのがとても良かった。
意外と共感出来る人は多い?こじらせ系女子のほっこりムービー。
【賛否両論チェック】
賛:不器用な主人公達の恋模様(?)ならぬ人間模様に、不思議と心が温かくなるよう。一見小難しいテーマが、それとなく散りばめられているのも印象的。
否:本筋とは関係ない日常のシーンもかなり淡々と描かれるので、案外退屈してしまいそう。主人公の考え方も、賛否ありそうなところ。
「好きになる人は出来るけれど、1人でいる期間が必要。」
という、恋愛こじらせ系女子のふみと、妻に浮気されて離婚してもなお、妻と息子に想いを寄せ続けるたもつ。そんな2人のちょっぴり不思議な関係性に、なんだかほっこりさせられます。
半面、本筋とは一見関係ないような主人公の日常も沢山描かれているので、見方によってはかなり退屈です。あまり伏線なんかを期待しすぎても、拍子抜けしてしまうかも知れません(笑)。
そして意外と、「好きとは何か?」「愛とは何か?」「孤独とは何か?」といったような、哲学的な問いかけもあるような内容でもあります。劇中ふみが語る、
「付き合ったり結婚したりしてないから、一緒にいられるって・・・あるのかな?」
というセリフが印象的でした。
乃木坂ファンとLDHファンは勿論だと思いますが、それ以外の方にもオススメです。
全50件中、21~40件目を表示