コンフィデンシャル 共助のレビュー・感想・評価
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二人の顔のちがう看板俳優
ユヘジンといえば、顎前突、厚い唇、はれぼったい薄い目、四角い顔面、低身長、五頭身。民族の標本のような外見で、まず忘れない。
なまえを知らなくても、誰でも見たことがある韓国俳優だと思う。
ちなみに韓国にはそんなおじさんバイプレーヤーが何十人といる。
ユヘジンは一日にしてならずで、むかしは、悪役専門だった。
ひわいな人物や、下っ端のヤクザや、ぶんなぐられ転げ回るような汚れ役が、むしろ定位置だった。
wikiにはこう書かれている。
『大学で演劇と映画のコースに二度応募したが、かれの外見のために拒否されたあと、ユは代わりにファッションデザインを専攻した。しかし、演劇への情熱さめやらず、大卒者の成績だけに基づいた特別な選考プロセスにより、ユはソウル芸術大学校の演劇部門に最終的に受け入れられた。
その後、ユは映画でちょっとした役割を果たし始め、scene stealerとしての評判を獲得し、やがて端役を卒業した。短いスクリーンタイムにもかかわらず、彼のパフォーマンスは観客と批評家に強い印象を与えた。韓国の映画がジャンルの面でより多様になるにつれて、ユはますます重要な役割の機会を見つけ、今では興行成績において正真正銘の看板俳優になっている。』
(Wikipedia(英語版)、Yoo Hae-jinより)
おおむね2010年代からこっちは、すでに準主役だった。Luck Key(2016)ではついに主役だった。翌年のこれもヒョンビンとのダブル主演だった。
顔偏重な日本とはいえ映画の興行成績に貢献したのは、ヒョンビンだけではなかったと思う。個人的にもユヘジンに釣られた。
ヒョンビンも長いキャリアの俳優で、女性に強固な人気だが、Confidential Assignmentとは、ボックスオフィスの割り当てでもある。
ヘジンとヒョンビンが儲け(興行収入)をフィフティ/フィフティで担っている──と映画は言っている。のである。
ユヘジンに惹かれるのは、ひとに歴史あり──の気配だと思う。主役にどつかれて、のたうちまわっているような三下から、ここへ至った階梯を思うほどに、その顔が語ってくる。
かえりみて、たしかにscene stealerなひとだった。
善人にしろ悪人にしろ、おや、と思わせるものがあった。
その努力は、想像することしかできないが『外見のために拒否されたあと、ユは代わりにファッションデザインを専攻した。しかし、演劇への情熱さめやらず』ついに主役級となり、タクシー運転手、共助、完璧な他人、レッスル、韓国を代表するドル箱スターにのぼりつめた──わけである。感慨深い。
映画はじゅうぶんに面白いが、ヘジンとヒョンビンならば、凸凹をもっと強調した笑いに仕立てられたような気がする。
つまり、ヒョンビンは暗いイケメンで、ヘジンは明るい非イケメン──なのだから、そんんな最適解のふたりを起用するのであれば、もっとコミカルなリーサルウェポンをやれたはず──と思ったのである。
この映画で、もっとも楽しいのは、北の寡黙な武人が、南の家庭で饗応にあずかるシーンで、資本主義的できままな娘が、ヒョンビンの外見にコロリと傾くのが、活き活き描かれていた。
そのような南北/明暗/美醜──正反対の凸凹を利用した笑いが、もっとできるような気がした。
ただ映画は、ヘジンとヒョンビンのダブル主演が決定した時点ですでに半分完成したようなものだった。
武人と家庭人。
つぼを心得たすぐれたバディ映画で、独創的──とは言えないが、このふたりならば、いい脚本さえあれば、続きものがいけると思った。
ちなみに2017年に自動車事故死したキムジュヒョクが敵役で、毒戦(2018)とともに印象が強かった。
ヒョンビンかっこよ過ぎ
おうち-199
あんたもその目で見たろ?
刑事を撃った奴を捕まえないでどうする?
今は南も北も関係ない!
日本版ポスターのイメージや謳い文句から、シリアスな感じかなぁと思っていたら、
スマートでクール、復讐に燃える北、妻の尻に敷かれながらも家族に愛され、熱く優しい南の刑事という対比。
凸凹バディアクションものとして、頭を使う事もなく楽しむことができました。
衣食住を共にすることで、互いにキャラやスタンスは崩すことなく、受け入れていく。
冒頭のセリフは、韓国の刑事が、お高いスーツ族に言い放ったセリフ。
純粋に、あ、いいなぁと思った。
ほんとに極秘捜査だよね?っていうツッコミどころは多々ありますが、、、。
北が絡む映画というと、シビアなイメージがあったのですが、こんなに見易い映画もあるんだなぁと自分の中では驚き。
☆面白いと思ったこと
韓国語では、携帯電話(スマホ)のことを핸드폰 (へんどぅぽん、要はhand phone)と言います。劇中ではiphoneをスマホと訳しているので、セリフは아이폰(あいぽん)になってますが。
そして、北の刑事が口にするスマホという単語が聞きなれず、、、손전화?これは直訳すると手電話。英語を避けてこう言うのかな?この映画ではスマホがセリフにも多く出てくるし、活躍もするけど、こんなところからでも言葉の違いがわかるのでおもしろかったです。
【北朝鮮のエリート刑事と韓国の熱血おじさん刑事の型破りな共助捜査をハードなアクション満載で描いた作品。】
南北共助捜査。劇伴が安いテレビドラマぽくて軽い
スーパーノートの原版(銅版)明刀義
ソウルを舞台に期限は3日
格好いい北とブサイクの南20年キャリア
お互い腹の中を明かさず
スマホ=手電話
氷毒は北朝鮮のブランド
ランニング追撃ダイブ多い
言葉遣いで北朝鮮と分かる
免税店で多人数戦
トイレットペーパーを濡らして使う
刑事の年収税引き後300万円
ナンバー2と格闘戦
北朝鮮で傭兵ってどういうこと?
検閲員=刑事
北のお雑煮
「助けてください」
土壇場で値切るちっちゃい華僑
スマホをカメラに
ロープダイブ
ベタなBGM邪魔
橋の上で カーチェイス& 銃撃戦
10で車のドアを外してあの姿勢で対応を狙うのかっこいい
あれ一時間半でボスが死にかけてる!?
ここで回想、しかも腹に〜って(泣)
生きろ、強く生きるんだ
おお、まだ展開するのね。
どうやって家バレたか?
2時間後仁川港に
電話番号教えた伏線がここで活きてる
上司もあっさり銅版持って行かせるのね
あれ姪っ子は?
怪我したらぶっ殺すわよ。 岩崎良美似の奥さん
アクションダブルなのね。
よう見たら銃を持つ感じも軍人ぽくない新人の刑事みたい
ナンバー2と2回目の格闘戦 えらい1回目と差が
やっと戻ってきた
そこはしっかり蹴れよ!
韓国刑事あっさり撃ったな
エンドロールに後日談
今度は南が北へ笑
バディものとして王道のつくり
愛すべき韓国映画の1本!
アクションはすごいのに
アクションはすごくてカッコいいし、出ている俳優もカッコいい人は息を飲むほどかっこよく、お茶目な俳優も魅力があるのに、陳腐な展開に終始退屈な映画だった。
ざんねん。少しずついろんなところがほころんでいる。
南北融和を象徴するバデイ・ムービー
南北融和が謳われるほどの平昌オリンピックが開催されている真っ只中での鑑賞。要は、北朝鮮の刑事と韓国の刑事がタッグを組んで、偽札作りの銅板を持って韓国に逃げ込んだ男を捕まえようとする物語だ。偽札作りがバレると国際問題にもなるので、犯人は殺人罪での逮捕をするとして刑事イム・チョルリョン(ヒョンビン)をソウルに送るが、裏側では、国際犯罪者の逮捕要請を受けた韓国側が歴史上初となる南北共助捜査を契約し、北朝鮮側の真意を探るためにカン・ジンテ(ユ・ヘジン)にタッグを組ませる。
ちょっと70年代の雰囲気もある音楽によって、古臭い設定のバディ・ムービーを楽しませてくれる。南北の協力といった珍しさは途中から感じさせなくさせるほど、典型的な凸凹コンビの刑事2人はアクションとお笑いと役割担当をハッキリさせ、誰でも楽しめる作品に仕上げていました。特にイム・チョルリョンとカン・ジンテは互いに探りを入れるための盗聴合戦を繰り広げるといったコミカルな展開と、派手なアクションとのギャップ。敵となるチャ・ギソンは、特殊部隊の兵を10人以上引き連れていたので、そこに一人で飛び込もうとしていたイムがカッコいいところを独り占めしたような恰好となりました。
途中までは良かったのですが、一旦犯人であるチャ・ギソンを追い詰めたにもかかわらず、瀕死の彼を逃してしまったところから長い尺を感じてしまいました。しかも、ありきたり感もある展開には辟易してしまう。盗聴や、ホテルでのスマホによるビデオ撮影にも活躍したように、全体的にスマホがキーワードとなってるところは面白かったかなぁ・・・
懐かしさすら漂うエモーショナルな韓流刑事アクション
北朝鮮内で贋札の捜査に当たっていた刑事チョルリョンは上官ギソンの待機命令を無視して部下とともに製造現場に突入するとそこにはギソンの姿が。ギソンはチョルリョンの部下を皆殺しにして逃亡、犠牲となった部下の中にはチョルリョンの妻もいた。ギソンがソウルに渡航したことを掴んだ北朝鮮はソウルで開催される南北長官級会談期間中の3日間でギソンが持ち出した贋札の原版を奪還するようチョルリョンに命じる。北朝鮮から異例の南北共助捜査を依頼された韓国はチョルリョンの監視役として窃盗犯を取り逃がして停職中のジンテを指名、協力すると見せかけて北朝鮮の本当の目的を探ろうとする。
復讐に燃えるチョルリンとドジ中年のジンテの凸凹コンビは『リーサルウェポン』への目配せがパンパン、ジンテの家に居候している義妹がチョルリンに一目惚れするベタなラブコメ要素も微笑ましい。ハイテンションな殺陣も見応えがあるし、ロケ撮影による過激なカーアクションも眼福。人情ドラマを丁寧に積み重ねているので男泣き必至のソウルフルなクライマックスもガッツリ映える。照明の当て方一つ取っても配慮が行き届いているし、昭和の刑事ドラマのようなジャジーな劇伴もハマってるし、どこにも死角がない。こういうエモーショナルなアクション映画はもう日本では作れないのかと思うと淋しくなりました。
とても楽しい
韓国の刑事の姪がとても可愛らしかった。実際つきあったら大変そうだけど、彼女が出る場面がもっと見たかった。娘も可愛らしかった。ヒョンピンは北朝鮮の刑事と言われていたのだが、軍人か特殊部隊の人じゃなかったのかな。
北朝鮮の若者がすっかりチャラついて北に帰りたがらないところが面白かった。そんなことを言ったらすぐ殺されてしまった。
爽快王道バディムービー
これぞ王道のバディムービーだと思う。笑いあり、涙ありで最高に楽しめる娯楽映画。そして、北と南というところがまた面白い。普通にオススメできる、見て損はない作品。韓国の名脇役ユ・ヘジンとイケメン俳優ヒョン・ビンがW主演。
ストーリーは見たことあるような凸凹バディものなのだが、今作は北の刑事と南の刑事という設定でなかなか面白い。しかも笑いどころが本当にたくさんあって、とても良い娯楽映画だった。ラッキーではキレキレなアクションを見せていたユ・ヘジンが今回は、終始笑わせにきていて最高でした。ヒョン・ビンはかっこいい担当でただひたすらイケメンすぎた。
疲れている時やスカッとしたい時などにオススメ。深く考えずに結構サクッと見れるような作品だった。
後から知った事だが、ボス役のキム・ジョヒュクさんは去年事故で亡くなっていたらしい。ご冥福をお祈りします。
90年代の映画のような。
爽快。これぞバディームービー
小気味のいい娯楽映画
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